桜花賞2017 ソウルスターリングに待ったをかける馬は
- 2017/04/02
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無敗の桜の女王誕生近し
ソウルスターリング(牝3・藤澤厩舎)が挑むことになる無敗での桜花賞奪取といえば、同じ厩舎の先輩ダンスインザムードまでさかのぼることになる。
よくよく調べてみると、G1を複数回勝ったあの名牝も、三冠牝馬も、ここまでの道のりで土がついていた馬がほとんど。
それほど若い牝馬の仕上げは難しく、また同期ライバルとの競争も激烈だということ。
ソウルスターリングがその先に見ている景色は、偉大な父同様、未開の境地なのだろうか。
この主役を倒すのは至難の業
さて、これだけの大物を本番当日逆転出来る馬などいるものだろうか。
チューリップ賞を見る限り、ソウル側に付け入るような隙は皆無に等しく、もはやあちらが勝手に転んでくれた上で、こちらが生涯一のパフォーマンスで対抗しない限り、勝つことは難しかろう。
なにしろ、折り合いに全く不安のないのが強みだ。
ルメールも去年の1番人気と違って「今年は乗りやすい!」と思っているだろうし。
そこでファンの関心は、2着候補に移る。
というか、この馬がどれくらい肉薄するかで、桜花賞が面白くもつまらなくもなる。
その馬の名はもちろん「アドマイヤミヤビ」だ。
牡馬に混じって揉まれた強みを活かせ
ソウルとは対照的にミヤビ陣営は、強い牡馬相手でもローテを変更することなく、出走させてきた。
新馬戦では先日OP入りした牡馬クライムメジャーに敗れはしたが、昨年11月の東京・百日草特別では、のちの弥生賞馬カデナを問題なく下し、実力を誇示。
次走牝馬限定クイーンCでの単勝2.9倍は、おいしすぎる馬券だったと思うのだが。
陣営はこの馬の適性距離をマイルより長いところとみて、あえて2歳で二千の特別戦をチョイスしたのだろう。
これに関しても、実力があればマイル戦でも問題ないことは、過去の桜花賞馬たちが証明している。
ソウルの相手はミヤビほぼ1択と考える。
3着はなんでもござれ?の世界に
本来ならリスグラシュー(牝3・矢作厩舎)にも期待がかかるのだが、どう乗っても少し足りない感じと、もともとガサのない体格からそろそろ成長度で逆転してくる馬がいるんじゃないかと。
代わりに挙げておきたい馬が、ライジングリーズン(牝3・奥村厩舎)だ。
毎年いくら呼んでも来ないアネモネS組ではあるが、今年は決着タイムが速い(1分34秒7)のと、フェアリーSからの連勝で臨む馬がおそらく初だろうという点に、いちるの望みをかけて。
父ブラックタイドは母父の良さを出すから、この馬は実質キンカメ産駒と思えばよい。
ただ、東京(=仮想阪神)での良績がないことは大きなマイナスで……。
他にもレーヌミノル、ぶっつけのミスエルテなど、伏兵陣は多士済々。3着欄は総流しにマークせよ!