パチンコって確率悪いのになぜ依存症になってしまうのか?
- 2018/07/29
- ライフスタイル・娯楽
- 393view
- パチンコ/パチスロ
- スロット
- パチスロ
- パチンコ
- 病気
パチンコ依存症が発生する仕組み
カジノ法案に反対していた勢力のその根拠にギャンブル依存症の問題がありました。
念頭に置かれたのはパチンコ依存症の人々の多さにあったことは疑う余地もありません。
実際にパチンコ店にはそれらしき人々が年中たむろしているのも事実なのです。
どこでどうしてそんなにパチンコにはまり込んでしまったのか、そんなにパチンコは止められないのか、わからない人にはわからないものです。
パチンコ依存症になる原因は人それぞれに違いはありますが、その主なものを取り上げてみます。
もしも自分に思い当たる節があれば、これを機会に原因を除去してもらえれば幸いです。
要は外からの攻撃に内からの守備が崩壊してしまって起こるのが依存症発生の仕組みなのです。
パチンコ店の戦略からくる依存症
ギャンブル依存症は問題にはなっていますが、パチンコ店にしてみれば貴重な資金源であることに変わりはありません。
ですから、いかにして依存症になってくれるかを考えながら経営しているとまで思われかねないような戦略がいろいろとあるのです。
・店内の空気
店内に流れる音楽による聴覚効果、煌びやかな照明による視覚効果で脳を麻痺させています。
それは前方の台からのものもありますが、店からも背後から客を包み込むようにしてくれるのです。
特にフィーバーした時に発生する音と光は何事が起こったのか、興奮させるものにもしています。
まさに光と音が人間を拘束し切ってしまうかのような世界になっているのです。
・新機種の登場
同じような台に向き合っているだけなので普通に飽きてしまいそうですが、パチンコ店は常に目新しい台を供給しています。
人気アイドルを使ったものなどオタクを狙ったような台もごく普通に出回っています。
数字が揃った時の台のリアクションは自分と一緒に喜んでくれているようで、いとおしくなってしまうほどに工夫されています。
・店の数が多い
都会ではもちろんちょっと田舎町であっても車を走らせていればすぐに見つかるのがパチンコ店でもあります。
トイレ休憩でもそこに入れば、夏は涼しく冬は暖かいものです。
最近ではただの雑誌コーナーなども備えてあったりで時間を潰すついでにパチンコで一勝負という環境でもあるのです。
これだけではいたって健全な娯楽施設なのですが、それは入り口だけのことなのです。
こうしていったん引き込まれると、その奥にある怪しげな爽快感が脳を依存症に導いてしまうのです。
個性からくる依存症
ギャンブル依存症になる人は総じてプライドの高い人であるとも言われてます。
数年前のカジノ依存に陥っていた某製紙メーカーは社長の御曹司は有名です。
「まさか自分が」の根拠のない自信が生み出すのがギャンブル依存症であり、庶民であればその対象がパチンコであることが多いのです。
他にも以下のような特徴が挙げられます。
・友達が少ない
話し相手がいないと他人の世界が見えず、自分の世界にはまり込んでいくものです。
パチンコにはまっていても当たり前のようにしか感じなくなったりします。
道を追求すれば、そのうち負けは取り返せると延々と負けを繰り返していても平気だったりするのです。
パチンコ玉が友達のようにさえ感じているのかもしれません。
・金銭感覚がおかしい
パチンコ依存症の人は、お金に対する価値観が変わっています。
スーパーの安売りチラシなどはしっかりチェックしているのに、パチンコには毎回、数万円をポンポン店に投げ込んでも平気でいるのです。
本人的には「今日の投資はいい勉強代として懐に舞い戻ってくる」などと思い込んでいたりです。
実際、時には成果を上げて意気揚々とすることだってあるのがまた反省する隙を与えません。
これも根拠のない自信がそうさせているのかもしれません。