パチプロに求められるもの

パチプロは、プロと言われるくらいの専門知識を常に仕込んでいます。
また実戦で必要な体力、気力を付けることにも余念がありません。
それは何時間も店内に座って台と向き合っているだけでも、かなりの体力と気力が消費されるからです。
パチプロらしい知力、体力、気力の三拍子を常に維持する習慣を生活に取り入れているのです。
これを見習えば、少しはパチプロに近づけるというものです。

知識を仕入れる

パチプロはどこか遊び人かと思われがちですが、それは何も知らない人です。
新機種とその攻略方法などの最新情報を常にいち早くキャッチしようとしています。
店に行っていない時は、雑誌やネットで参考になる情報を探し求めているのです。
その姿はいたって真面目な勉強家としか思えないほどです。
店を選び台を選び日時を選ぶなどの確固たる戦略を打ち立てるにも、知識がなくてはどうにもならないのです。
それも仕入れた情報に振り回されるようではいけません。
調べればあらゆる情報が飛び交っていますので、整理して自分のスタンスに合った戦略を立てることです。
最初は情報に飛びつくばかりで失敗もするかもしれません。
それがパチプロになれば、自分に向いている情報だけを仕入れて活用できるようにしているものです。

健全な生活習慣

パチプロはやくざな稼業だと思っている人には、その模範的な生活スタイルは想像にも及ばないかもしれません。
早寝早起き、筋トレ、ストレッチ、食生活の乱れも無くあらゆる健康生活を志しているかのようです。
ただパチンコ店の喧騒の中で長時間、過ごしていることだけが例外的な時間とも言えます。
パチプロらしく常時、安定して勝つ日々を過ごすには、不健康であっては無理なのです。
そんな安定した心身の状態を維持するために、いたって真面目でつつましい生活をしているようなのです。

・体力
ジムなどに通って特別にハードレーニングをするでもありません。
日頃から家事、手伝い、片付けものなどをしていれば、結構な運動量になるのです。
仕上げにお気に入りの筋トレやストレッチをしながら一日を終えるのが習慣になっていたりしています。

カギはメンタルになる

・気力の充実
パチスロで勝利に徹することは当たり前のようですが、これがギャンブル依存的になりがちなのです。
なかなか勝てないでいると、そのうち勝てなくてもいいからやっていればいつか勝つはずなどという妄想に陥るのです。
パチプロはこのような真似は絶対せずに、勝てないと判断したら負けたまま潔く撤退して損失を小さく抑えられています。
目先の利益にガツガツしないで、小さな損失ならくれてやるくらいのゆとりある姿勢で臨んでいるのです。
そのための心の持ち方は日頃からゆとりある生活をしていなければ、台に向かった時だけゆとりが出るものではないのです。
例えば、車の運転がそうでしょう。
アクセルやブレーキを頻繁に踏み直さず、事故予防や燃費や車の消耗を抑えることを第一とした運転をしていると人間も出来上がります。
食事もカップ麺などを一気にかき込むような慌ただしいものではなく、自炊してじっくり味覚とともに栄養も感じながらいただいているのです。

・気張り過ぎない
それでは、真面目人間がいいかと思うとこれもまた違います。
それはいかにもパチプロらしい風情を付ける生活を堪能していなければ、しょせんパチプロにもなれないのです。
好きな時間に起きて、好きなテレビを見て、好きなものを食べて、好きな趣味にも興じて、好きなものを買って、できれば好きな女と寝る。
こんな暮らしを目指していなくては、とてもパチプロとしてはやっていけないような気がします。
負けた時にカリカリせずに、そんなこともあるからこそ勝てるようになるとプラスに捉えられる生活ぶりがパチプロを支えていることでしょう。