「夫婦別財布」という不安
- 2017/09/26
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夫婦別財布でも大丈夫?
今や夫婦共働きが当たり前になり、家計管理の方法が複雑になっています。
昔は共働き夫婦が少なかったのもあって、夫婦のどちらかが家計を管理しているケースが主流でしたが、最近では「財布は別」「通帳も別」という夫婦も珍しくありません。
あなたはどうでしょうか。
別財布でうまく家計を管理できていますか?
奥さんの預貯金額はご存知でしょうか?
不透明なことが多いと「別財布のままでいいのだろうか?」と不安を覚えて当然です。
財布を別にした場合のデメリットを明確にし、家計を見直してみてはいかがでしょうか。
夫婦別財布のデメリット①夫婦でお金を貯めにくい
あなたがどれだけ貯蓄に励んでいても、妻が浪費家で全くお金を貯めていなければ、いざという時に困ります。
「妻もそこそこ稼いでいるから貯金しているだろう」と無関心でいるのは危険です。
子供の教育費、マイホームの頭金、老後生活費で頭を抱えたくなければ「夫婦共同」で計画的に貯金をしておきたいものです。
夫婦別財布のデメリット②どちらかが職を失った時に困る
夫婦別財布が当たり前になると、どちらかが失業した際の危機管理が疎かになりがちです。
妊娠・出産、病気、介護、倒産などで無職になれば、これまでのように自由にお金を使うことも困難になり、不満が蓄積していきます。
このように、夫婦別財布にはデメリットが潜んでいるので、金銭管理に自信がなければ破綻を招きかねません。
ですが、夫婦別財布はデメリットばかりではないことも、同時に知っておくべきでしょう。
夫婦によっては別財布がのほうがメリットが大きいこともあるのです。
夫婦別財布のメリット①働いて得たお金を自由に使える
昔は「夫が働いて妻が家を守る。だから夫が稼いだお金は家族みんなのもの」という感覚でしたが、共働きが当たり前になった昨今では「自分で稼いだお金なんだから自由に使いたい」という夫婦もいます。
お金を自由に使えることで、仕事へのモチベーションが高まったり、円満な夫婦生活につながることもあるのです。
夫婦生活別財布のメリット②金銭感覚の違いをカバー
どちらかの金銭感覚が狂っている場合、別財布のほうが実害を被りにくいとの意見もあります。
「相手の収入をアテにしない」ということになりますが、それで何とかうまくやっている夫婦もいるようです。
やりくり上手になるためには
・支出を明らかにする
・残ったお金を貯金するのではなく、残ったお金をお小遣いにする
財布が同じでも別財布でも、この2点は
絶対に抑えておきたいポイントです。
「貯金も支出の一部」と考えると、毎月決まった金額を貯めることができ、先々の計画も立てやすいです。
また、「生活費は夫(妻)が出す」「妻(夫)の稼ぎはすべて貯金」というように、費用を分担する手もあります。
どちらかの稼ぎでやりくりする習慣をつけておけば、一方が子育てなどで仕事を辞めることになっても、生活に不自由しません。
いずれにしても、家計管理はしっかり行うべきです。
万が一の時に後悔しないためにも、夫婦間で充分に話し合い、お互いに納得できる方法で家計を管理しましょう。