あなたの承認欲求は度が過ぎていませんか?
- 2019/05/12
- ライフスタイル・娯楽
- 282view
- 生活習慣
- コミュニケーション
- 人間関係
- 心理
- 生活習慣
承認欲求はストレスの重大原因
・承認欲求とは
誰しも自分の存在価値を他人に認めてもらいたいと思っているものです。
人の全ての行動は、自分はこうして生きていると知らしめるためのものとも言えるでしょう。
・年齢とセットになっているストレス原因
そのストレスは、自分への強過ぎる承認欲求が原因かもしれません。
誰でもそれなりの経験も実績も積み上げていると、自分にプライドもあるものです。
ですが、それをあっさり否定されているかのような言動をされると、実に腹立たしくなったりする人もいたりします。
自分に思い当たることもあるか、そうでなくてもそんな人が見の周りにはたくさんいるのは確実に思い当たることでしょう。
自分は別に大したことないので、軽々しく扱われてもそれはそんなものだと受け止められる人でも、全くプライドが傷付かないとまででも言えないことが多いでしょう。
そこそこの承認さえ得られれば上等
家でも会社でも自分の居場所が狭くなっているような気がしていくのも普通の人ではないでしょうか。
だんだんと家ではかろうじてお金を稼ぐことで承認されているかのようであり、会社では仕事をすることで承認されているかのような色彩が強くなってくるのです。
これらはいたって当たり前のことでもありますので、とやかく気にするほどのことでもありません。
これまでに無かったのに新たに承認されるほどの価値を生み出せる人もなかなかいないものです。
それなのにもっと確かに承認されたいと思ってか、昔の栄光を引っ張り出して語ってみせたりするのは痛々しいだけとなります。
あるいはチャンスと見るや、やたらと能力をアピールしたがっているのが見え見えの人もいたりすることもあります。
これらの行動は、心に大きな隙間があるかのようでしかありません。
承認欲求を弱くするには
承認欲求そのものは、あって然るべきものではあります。
これがあってこそ自己アピールする気も湧いてきますし、上手にアピールできてこそ社会的地位も高くなることもあるのです。
それが度を過ぎると逆効果となって自分の首を絞めてしまうのですから、適切な強さにコントロールする必要が出てきます。
コントロールできていない人の特徴を思い浮かべれば、喜怒哀楽の激しい人のような気がします。
ちょっと乗せられるとテンションが上がっては、気に入らないことがあるとすぐに難しい顔をしたりするのです。
そんな人は無駄に人からの目線を気にし過ぎている傾向も高いような気もします。
・マイペースって言葉を好きになる
しょせん承認欲求などと言うものは、自分に自信が乏しいからこそ強くなるものと言えそうです。
社会での自分の存在に自信があれば、人によって自分の存在感を高めようとする必要も小さくなるでしょう。
そんなに心配せず周りの人に何と言われようがマイペースでいられる人には、誰もが一目置いてしまうようになるのも事実なのです。
日本人には、承認欲求が満たされないことでストレスが溜まりやすいタイプの人が多そうです。
それは、周囲と同じことをすることによって承認されたがっていると言う行動傾向にも表れているのではないでしょうか。
・ご老人の姿を見習う
考えてもみてください。
日増しに能力が衰えてくる中で、もはや自分のことだけで手がいっぱいになりつつあるのが歳をとった人の当たり前の姿でしょう。
その点、世のかなりのご老人方の様子は参考になります。
昔はあったのであろう体力も気力も、見る影もなくなっていますが、なぜか落ち着き払っていて見るからに余裕が感じられるではありませんか。
ちょっと前まではあんな風にはなりたくないなどと思っていたかもしれませんが、あれこそがこれからを楽に生きる真骨頂なのかもしれないのです。