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風邪も内視鏡も攻略できる、消化のいい食事とは

  • 2018/12/01
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 八神千鈴
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風邪をひいたときに食べるものといえば

風邪をひいたときに食べるものといえば
いよいよ寒さが本格化して、風邪が心配な季節になりました。残念ながら風邪をひいてしまったときには、温かくしてしっかり休むことが大切です。
そして食事にも気を配りたいですよね。体調が悪いときには消化されやすいものを食べるのが鉄則ですが、このときまっさきに思い浮かぶのはお粥かうどんではないでしょうか。実際にこのふたつはすぐ消化吸収されてエネルギーとなる炭水化物の食品なので、消化がいい食事として病院でもよく勧められます。

それでは同じ炭水化物ならパンはどうなのかというと、もちろんOKです。パンを牛乳で煮込んだパン粥というメニューもあります。ただし、パンは消化されにくい脂質を含むバターなどを塗ることが多いので気をつけましょう。風邪のときには殺菌作用のある蜂蜜を塗るほうが体をいたわれます。

そういうことなら同じく炭水化物のそうめんもOKなのか気になりますよね。もちろんそうめんもOKです。だけど病院でそうめんを勧められることはあまりありません。それはパンと同様に、一般的な食べ方が消化されにくいケースになりやすいからなのです。

 

冷たいもの、かたまり状のものは消化されにくい

冷たいもの、かたまり状のものは消化されにくい
そうめんとうどんはどちらも小麦粉の中力粉からできています。小麦粉はタンパク質の一種であるグルテンの含有量によって大まかに薄力粉・中力粉・強力粉に分類されており、中力粉は別名をうどん粉ともいいます。
このように原料は同じものを使用しているそうめんとうどんですが、太くて煮込みやすいうどんは温かいつゆで食べることが多いのに対し、細くてさっと茹であがるそうめんは冷たいつゆで食べることが多いですよね。これが消化を悪くしてしまうポイント。冷たい食べ物は血管を収縮させて血行を悪くするので、消化器のはたらきが鈍くなり消化を手間取らせてしまうのです。

さらに、冷たくて細いそうめんはあまり噛まずに飲み込んでしまう人が多く、これも消化を悪くします。あまり細かくなっていない食べ物は噛み砕かれた食べ物より表面積が少ないので、胃酸や酵素などの消化液に触れる面も少なくなり、当然ながら消化に手間取ってしまいます。

しかしそうめんにも、にゅうめんという温かくした食べ方がありますよね。このようなメニューをしっかり噛んで食べれば消化のいい食事になります。反対に、冷たいつゆを合わせたり脂質が多いてんぷらなどを乗せたりすれば、うどんであっても消化が悪くなります。消化のいい食品でも食べ方次第では消化器に負担をかけるので注意が必要です。
また、日本人にはグルテンを消化する酵素がないグルテン不耐性が多いといわれます。そうめんやうどんが苦手と感じる人は無理をせずにお粥を食べましょう。

 

内視鏡検査の前後にも消化のいい食事は必要

内視鏡検査の前後にも消化のいい食事は必要
オヤジともなると、胃カメラを飲んだり大腸の内視鏡検査を受けたりする機会が増えるもの。この事前準備にも消化のいい食事が必須条件として求められます。食べ物の残りかすである残渣(ざんさ)があると、正確な検査ができないからです。特に大腸の検査は、長い腸管の残渣を限りなくゼロまでもっていかなくてはなりません。最近は残渣になりにくい検査食も用意されていますが、仕事などでそれが食べられない場合でも、温かい炭水化物をしっかり噛んで食べれば検査にはきちんと消化された状態で臨めます。
そして検査後も急に普段の食事へと戻さず、消化のいい食事から徐々に慣らして消化器をいたわりましょう。

いわゆる「おいしい」食べ物は、ステーキやラーメンのように脂が多かったりアルコールや唐辛子のように刺激が強かったりします。消化器はいつもそんなオヤジの果てない食欲につきあわされて大変な消化活動を行っています。美食は人生の楽しみですが、たまには消化器の苦労に思いを馳せ、体調や検査が関係ないときでも消化のいいものを食べてみるといいかもしれませんよ。

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八神千鈴
八神千鈴
編集プロダクション、出版社の編集者を経てフリーライター。現在は歴史系記事をメインに執筆。それ以前はアニメ、コスメ、エンタメ、占いなどのメディアに携わってきました。歴史はわかりづらいと思っている方にもわかりやすく、歴史のおもしろさをお伝えしたいです。
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