いつでもそばにいてくれたiPhone 10年の歴史を振り返る
- 2017/07/08
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2017年は初代iPhone発売から10年目
アメリカのIT企業AppleがiPhoneを発売した日からちょうど10年目の2017年6月29日、Appleのティム・クックCEOはTwitterで次のコメントを発表した。
「世界を変えたiPhone、実現を夢見た男(スティーブ・ジョブズ)、絶えず未来を見据えるAppleの社員に祝福を」
iPhoneとの思い出。肌身離さず持ち歩くものだから、楽しいときも、悲しいときも彼は僕のそばにいた。そんな相棒の、10年の歴史を振り返っていきたい。
iPhoneの発売は世界を驚かせた
スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発表したのは2007年1月9日。MacWorld Expo 2007での出来事だった。そして、初代iPhoneが発売されたのは2007年6月29日。発売当日、アメリカのAppleストアにはiPhoneを求める人々で長蛇の列ができ、警察官が出動するほどの騒動になった。
日本では翌年2008年、第2世代のiPhone 3GがSoftBankの独占で販売された。
iPhoneは画期的な発明だった
iPhoneは「音楽プレイヤー」、「携帯電話」、「インターネット通信とメールの送受信」の3つの機能を併せ持っていた。iPhoneの発売までは、それぞれの機能は別々の端末で利用するのが当たり前だった。僕らのポケットにゆとりをもたらした。
また、タッチパネルのディスプレイを指で操作できた。当時の日本はガラパゴス携帯の全盛期。物理キーボードをポチポチと押しているとなりでiPhoneを操作するのは最高だった。
iPhoneの10年の歴史を振り返る
初代iPhoneから最新のiPhone7まで15種類のモデルが発売されている。iPhoneの10年の進化を振り返る。
iPhone3G
GPSチップが搭載される。位置情報が取得できるようになる。
iPhone3Gs
ビデオ撮影、音声コントロール機能が追加。コピー&ペーストができるようになる。
iPhone4
Retinaディスプレイが搭載される。ボディはポリカーボネートから強化ガラスに変更される。
iPhone4s
カメラ性能が向上。800万画素の静止画や、フルHDの動画が撮影できるようになる。
iPhone5
ディスプレイが3.5インチから4インチに変更される。次世代通信LTEに対応する。アクセサリーとの接続はLightningコネクタが採用される。
iPhone5s
Touch ID(指紋認証センサー)が搭載される。廉価版のiPhone5cが発売される。
iPhone6/iPhone6Plus
4.7インチまたは5.5インチのディスプレイを採用する。「Apple pay」に対応する(Felica機能が未搭載)。
iPhone6s/iPhone6sPlus
「3D Touch」「Taptic Engine」を搭載し、押し込む強さを感知できるようになる。
iPhone7/iPhone7Plus
FeliCaに対応。IP67等級の防水・防塵機能。ホームボタンは物理から静電容量方式に変更される。イヤホンジャックは廃止される。
記念すべき10周年目モデル、iPhone8
記念すべき10周年目に発売されるiPhone8。デザインは3年ぶりに大きく変わるといわれている。インターネット上ではiPhone8の予想で盛り上がっている。
• ホームボタンが廃止され、全面ディスプレイになる
• ワイヤレスで充電できるようになる
• 防水仕様になる
• 3D顔認識カメラシステムが搭載される
• AR/VR用に縦並びのデュアルレンズカメラが搭載される
• ガラス製のボディが採用される
• OLEDディスプレイが採用される
• 9月に発売される
次の10年もiPhoneとともに
丸みを帯びた四角形のボディ、広いディスプレイ、円形のホームボタン、側面のボタン、底面の充電口……。10年後のiPhoneはどのような姿になっているのだろうか。
そのとき僕らは50代、60代。次の10年もiPhoneとともに過ごしていきたい。