毎年入手困難?! 「DXビルドドライバー」大ヒットの予感
- 2017/12/13
- ライフスタイル・娯楽
- 632view
- 趣味
- イベント
- おもちゃ
- テレビ
- プレゼント
- 子供
- 趣味
「007」も「君の名は。」も立派な広告媒体
元気がなかったオメガが、現在の地位に返り咲いたきっかけは映画「007」。
ピアーズ・ブロスナン演ずるジェームス・ボンドが「シーマスター」を劇中で身につけて以来……こんな話を以前、取り上げたことがありました。
映画やテレビの中で登場人物が特定の商品を身に着ける、こんなアピール方法で商品のイメージと売上の向上をねらう。「プロダクトプレイスメント」と呼ばれてる広告手法ですね。
オメガの成功以来、007シリーズはプロダクトプレイスメントの格好の媒体。
スーツならば「ブリオーニ」、「トム・フォード」、靴は「ジョン・ロブ」、「クロケット&ジョーンズ」などなど、幾多のブランドをジェームス・ボンドが身に着ける。そして大ブレイクを果たすきっかけとなってきたのです。
もちろんプロダクトプレイスメントの媒体となって来たのは、007シリーズだけではありません。
記憶に新しいところではアニメ映画として空前のヒット作となった「君の名は。」。
この作品の中に登場したサントリー「ヨーグリーナ」も大ヒット、これもプロダクトプレイスメントの成功例として考えることができるでしょう。
こんな手法が近年注目されている背景として、長年広告媒体の主役であったテレビCMの力が以前ほどではなくなったことがあげられるはず。その行き先を探した結果、宣伝広告費の一部がプロダクトプレイスメントへ流れているのです。
プロダクトプレイスメントといえば、あのシリーズ
……と聞くとプロダクトプレイスメントが、何だか新しい広告手法のように思われがちですが、決してそうではありません。
その最初の例として挙げられるのが、ジェームス・ディーンの映画「理由なき反抗」。
劇中で彼がリーゼントを掻き上げるクシ、これが大ヒットしたのが広告業界がプロダクトプレイスメントの有効性に気づいたきっかけとされていますから、実はその歴史は結構長いのです。
一方で日本に目を向けると、昭和の昔から毎年プロダクトプレイスメント「のみ」を目的としたかのように制作されている、歴史的な作品があることに気付くはず。
「スーパー戦隊シリーズ」と「仮面ライダーシリーズ」、これがプロダクトプレイスメントの最たる例ではないでしょうか? まあ、男児に限っての話なんですけれど。
例えばスーパー戦隊シリーズでは、クリスマスが近づくと番組終盤の巨大ロボット戦に割かれる時間が長くなるもの。そして、巨大ロボット勢揃いのシーンが増えるもの。
この時期になると戦隊シリーズは、プロダクトプレイスメントどころではない、あたかも全編CMであるかのような様相を呈してくるのです。
仮面ライダー変身ベルト、入手困難になる可能性は?
そんなスーパー戦隊シリーズのロボットはどれだけヒットしたとしても、毎年在庫には余裕があるもの。クリスマス時期だからといって、入手困難になることはまずありません。
しかし一方の仮面ライダーシリーズ、こちらの変身ベルトは大ヒットしてしまうと店頭で手に入れられなくなることもしばしば、気をつけないといけない!!
それではシリーズ最新作「仮面ライダービルド」の変身ベルト「DXビルドドライバー」のヒットの可能性について考えてみましょう。
まず、ヒットの条件としては「オーズ」以来お約束となった変身ベルト+「α」のα部分が魅力的かどうか。αとはオーズの場合はメダル、別売の各種メダルを変身ベルトにセットすることで、様々なギミックが楽しめるという仕組みがウケて空前の大ヒット、ヤフオク! などで定価の倍以上というプレミアが付く事態となったのです。
「DXビルドドライバー」、ゲットするなら今なのです
「DXビルドドライバー」の場合、αに当たるのが「フルボトル」。
これがよく考えられていまして……中にボールが収納されており上下に振ると「カチカチ」とまるでスプレー缶のような音がする仕組みになっているのです。
ほらスプレー缶って、手に取ると何となく振ってみたくなりません? それが仕込まれているのです。もうちびっ子の心はワシ掴み、今作の変身ベルトも大ヒットしそうなムード満点なんですよ。
さて……そんな「DXビルドドライバー」、現在のところ、特にプレミアがついているわけでもなくアマゾンなどでカンタンに手に入れることができるのです。
だから、手に入れるならば今すぐに!! クリスマス直前に店頭へ足を運んだら、在庫はどこにもない、プレミアが付いた変身ベルトを泣く泣く購入……こんな事態に陥らないためにも、入手はお早めに。
上手くゲットできれば家庭内でのオヤジ地位向上に、役に立ってくれるかもしれません。