カーオブザイヤーでも常連となってきた北欧ボルボの[人気]に迫る

  • 2018/09/11
  • ライフスタイル・娯楽
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XC60 2017-2018年日本カー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

2017-2018年日本カー・オブ・ザ・イヤーを見事獲得したのがボルボ・XC60です。 1980年から始まり、日本国内で販売された乗用車の中でもっとも優秀な車を選ぶ賞です。第1回目はマツダ・ファミリアから連綿と続き、2016-2017年はインプレッサスポーツ・G4となっています。それまでに輸入車が、日本カー・ オブ・ ザ・イヤーに獲得したのは2013年のVW・ゴルフ以来の快挙になります。

日本で良く売れている輸入車、BMWやメルセデスベンツそしてアウディをさしおえての受賞はまさに「快挙」にほかなりませんね。1926年北欧はスウェーデンに誕生したボルボ。北欧にはヘラジカが多く生息していることからヘラジカとの衝突事故が絶えません。ボルボは開発段階からヘラジカとの衝突事故を想定して車両開発されています。そのためボディは頑丈に先進的な安全機能(シートベルトなど)が、世界に先駆けて採用されているのも安全性の追求からです。

ボルボは、スウェーデンの一大企業で大型船から鉄道など重機や大型ダンプまで製造している大企業。例えるなら、日本では三菱、イタリアならフィアットでしょう。ボルボの乗用車部門は、1998年にフォードに買収されてフォード傘下になりました。

またボルボは、2017-2018年ヨーロッパカー・オブ・ザ・イヤーをXC40で受賞しています。今回は人気急上昇中で注目のボルボ・XC60とXC40の2モデルを紹介します。

XC60 2017-2018年日本カー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

 

XC60 2017-2018年日本カー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

XC60 2017-2018年日本カー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

世界的なブームのSUV。ヨーロッパの主要メーカーはもとよりポルシェやマセラッティそれにフェラーリまでSUVの販売しているのがその証拠かもしれません。

ボルボのSUVのトップモデルはXC90。そして2番手がXC60です。

ボルボオリジナルのフロントグリルは伝統的なもので一目でボルボとわかるものです。落ち着いたデザインは、しっとりとしていて毎日の生活になじむもの。まるで北欧の家具のように使えば使うほど馴染んでいきます。

インテリアも、ボディデザイン同様に実に落ち着いたもの。軽快感などなどなくそこにあるのはとても重圧で濃密な落ち着いた雰囲気は内に例えればよいのか分かりません。ホワイトのシートに明るい室内は国産車では決して採用されないインテリアでしょうね。ダッシュボード真ん中のタッチパネルは大きめのタブレットの様で使い勝手に優れています。

搭載エンジンは、2000cc直4DOHC・ディーゼルターボ(D4クラッシュク FF)とガソリンエンジンの2000cc直4DOHCターボ(T5 AWDクラッシュク)、さらにターボ+スーパーチャージャーのハイパフォーマンスモデルの(T6 AWDクラッシュク)の3つです。

パワートレインからグレード分けされています。ディーゼル搭載車は、FF駆動のみの設定は残念かも。

価格は、599万円(D4クラッシュク)~719万円(T6 AWDクラッシュク)。ミッションは全車8速ATです。

XC60 2017-2018年日本カー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

 

XC40 2017-2018年ヨーロッパカー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

XC40 2017-2018年ヨーロッパカー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

ボルボSUV兄弟の末弟が、XC40です。ボディデザインは、兄貴分のXC90とXC60と同じイメージになるようまとめられています。コンパクトSUVなんて言ってますが輸入車なので国産のCX-3やCH-Rとは全然サイズ感が違います。XC40の全長4425×全幅1875×全幅1650mmです。国産車のCX-5の大きさは全長4545×全幅1840×全幅1690mmなのでほぼ同じくらいの大きさです。日本人のコンパクトSUVのイメージとは違うのが分かりますね。

搭載エンジンとグレードは、XC60と同じく、ディーゼルターボ・ガソリンターボ・ターボ+スーパーチャージャーです。XC60よりも小柄になったボディと相まってかなり軽快に走れます。

さらに、XC90やXC60にも搭載されている世界一安全な先進安全技術(自動ブレーキ・ステアリングアシスト・車線逸脱回避システム)など、自動車の黎明期から世界一安全なファミリーカーと呼ばれていただけあって今でも世界最高峰の安全性を守っています。

価格は、389万円(T4 FF)~549万円(T5 AWDと、兄貴分のXC60と比べるとかなりお買い得に。この価格なら、国産SUVと比べても良いかもしれませんね。

XC40 2017-2018年ヨーロッパカー・ オブ・ ザ・イヤー受賞

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オギャと生まれたときからミニカーを握りしめていたくらいの車好き。旧車から新車、軽自動車からVIPカーそしてダンプカーやバスまでと守備範囲はとても広いです。WRCやF-1・インディ―カ―そしてエア・レースとレース観戦が大好き。長年に渡って培ってきた、車のウンチクを後世に伝承させるためWEBライターとして、車の楽しさを日夜伝道しています。
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