気を付けたい「オヤジ世代の服選び」の4大要素

  • 2019/04/19
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  • ファッションマジシャン◆ yutaka
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私は定期的に自分だけのテーマをつくって服選びをしています。ある一定の縛りがないと目移りしてしまう、というのもあります。でもそれはオマケみたいなもので、これをやって良いのはより深く突っ込んだ装いを楽しめるということ。テーマに沿って新調したり着こなしをしていくので、ファッションを深めていけます。結果的に、自分が何をしたいのか?など内面も深掘りできます。

なかなか楽しいので、オススメですよ。

さて、そんな服選びですが、オヤジ世代の男性はこの服選びで困っているという話を良く聞きます。気持ちは若いままでも実年齢に合わせて見た目はどんどん変わっていきます。そこに合わせる服も変わるのは当然。でも、自分の変化に合う服ってどんなものか分からない。

今回はそんなお悩みを解決するためのヒントをお届けしましょう。

 

 

◇「きれいさ」「清潔感」を大切に

「きれいさ」「清潔感」を大切に

若い頃のままの服選びをしている男性は少なくありません。そして、その格好で不評を得ている男性もまた、結構いますね。このファッションの化石化とも言えるよくあることケースで問題になるのは具体的にどこなのか?

「若いヤツが着る服を着てるからだろ」と言うのは簡単ですが、じゃあ若いヤツが着る服ってどんな服の事でしょうか?

若い頃に着ていて、オヤジになっても着て問題なく格好良いものだってあります。でも一方で、確実に似合わなくなってしまっているものあります。それって何が違うのでしょう?

そのひとつに、「きれいさ」「清潔感」という要素が関わるものがあります。若い頃は着る側の「若さ」がこれらの要素を満たす、もしくは補う程の魅力を出してくれます。だから、着る側はこれらの要素を気にする必要はないし、むしろ少し汚めだったりだらし無い雰囲気の服を着る事で全体のバランスを取ったりします。

この服選びの仕方はつまり「汚め」「だらし無い感じ」のものになります。これを「若さ」が無くなった我々が着たら不評を得るのは当然ですよね。だからこそ、我々オヤジ世代は「きれいさ」「清潔感」を重視していく必要があるのです。

 

 

◇素材選びに気を付ける

素材選びに気を付ける

大人になると、若い頃よりもフォーマル度の高い場に出る事も多くなります。明らかなフォーマルな場であればドレスコードに沿った着こなしをすれば良いのですが、あいまいな雰囲気のものって多いですよね。

現場に着くまでどれくらいのフォーマル度なのか分からないパーティーなんていうのもあります。

こういう時には取り敢えずはフォーマル度を高めにしていけば問題ありません。でも、フォーマル度を高くするってどういう事でしょう?

休日、家でゴロゴロしている時の格好と正反対な格好にすれば良いのは、なんとなく分かりますよね。でも、家でのゴロゴロスタイルの正反対ってどんな格好なのか?

簡単なポイントのひとつに素材選びがあります。ニット生地(編まれた生地)の服ではなく、布帛(織られた生地)の服を選ぶ様にすれば良いのです。

「フォーマル度が高いならスーツ系だな」までは男なら簡単に思いつきます。問題はここから。スーツスタイルを自分なりに組み立てていく時にニットを合わせてしまうと、カジュアル感が強まってしまうという事。

最近良く出ているニット素材のジャケットもカジュアル感が出ますし、ニットベストも野暮ったくなります。もちろん、ズボンにスウェットとかのニット素材を使ったらフォーマル感は無くなります。ニットタイもカジュアルですからね。

こんな風に、ニット素材を避ける事でカジュアル感が無くなります。実はこれって普段の着こなしにも使える考え方。つまりニット素材を多く着るほど、野暮ったく見えがちになるのです。前述の「きれいさ」「清潔感」にもつながるのですが、布帛素材の方が、きれいに、ちゃんとして見えやすいのです(だからフォーマルで使われるんですよ)。

 

 

◇露出を意識する

露出を意識する

ちっちゃい子どもらしさを演出するのに「半そで短パン、サンダル」なんて着こなしがあります。こういう服を着ていると、まさにヤンチャな男の子!という感じですよね。こう見えるのは露出度と関係しています。「節度をわきまえた大人」を装いで表現するには、この露出度を極力下げた方が良いのです。基本的な考え方としては、夏であっても「半袖ならズボンは長いものを」ですし「ズボンが短いなら、長袖を」という様に捉えておくと良いですよ。

 

 

◇色に気を付ける

色に気を付ける

色合わせも多くの男性が悩むところ。

でも、最低限の色についてのポイントは

そんなに難しくありません。

 

・1度に使う色の数を少なめにする

・インナーに白を着る

・靴やズボンなど下に位置するものの色を、上のものより暗くすると落ち着きが出る

 

この辺りを基本として押さえておけば変な格好にはなりにくいものなのです。

ちなみに最後にある「下に位置するものの色を暗くする」というのは、夏には逆転した着こなし提案がされる事が多いです。これは、下の方を上より明るくする事で、軽快さが出てくるから。すると夏らしくなるので、この時期に多く提案されるのです。白いズボンとか白いスニーカーなど、良く提案されていますよね。

 

 

以上、4つのポイントを挙げていきました。

こんなポイントからあなたなりの、選んだ方が良い服のイメージって出来ると思います。

いま、イメージした装いってどんな感じですか?「結構普通の格好じゃない?」なんて思いましたか?

正解です。普通だし、スタンダードな服のスタンダードな装いを、「オヤジが選ぶなら」という視点でお伝えしたのです。これってオヤジには大事。だって我々オヤジ世代は、もうそれなりに内面が円熟してきています。それが自分だけの格好良さになる世代です。だから、服などの装いで内面の魅力を邪魔すると、結果的にはゴチャゴチャしたウルサイ見た目になってしまうもの。服はあくまで、内面の魅力を上手に、わざとらしくなく表現するためのツールとして考えた方が良いのです。そのための服選びのポイントを、今回紹介したのです。

 

結局、人は中身がとても大切。でも、年齢を重ねるごとに深まるその魅力的な中身は「知りたい!」と興味を持って貰えないと伝わりきらなくなってしまうもの。だからこそ、興味を持ってもらうためのファーストステップ、第一印象を良くするための装いが大切なんですよね。

ぜひ、今回のポイントを参考にして、あなたの魅力をより多くの人に知って貰いたいと思います。

 

この記事の作者

ファッションマジシャン◆ yutaka
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ファッションの専門学校〜アパレル業界での経験を活かし オシャレに自信がない男性から 豊かな人生を自在に楽しむスマートミドルへ大変身するための マジックの様なファッション=ファッションマジックをお届けします。
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