運転中にパッシングされた!!実は〇〇な意味があるの知ってますか?
- 2018/08/08
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パッシングに秘められたその心
何気に対抗車線を走ってくる車からヘッドライトをチラチラ点滅させられたことは何度かあるものでしょう。
これをパッシングと言われるもので、決して運転妨害をしているのではありません。
そこには口頭では届けられないメッセージが含まれているのです。
問題は、そのメッセージが何なのかを把握できるかどうかにあります。
それは時と場合によって違うものですので、なるべく瞬時にどんなメッセージなのかを掴み取れるようになりたいものです。
送り手の意思が伝われば問題ありませんが、受け手が違った意味で捉えてしまえば要らないトラブルの要因にもなることもあります。
よってパッシングの意味がケースバイケースでしっかり把握できれば、つまらない災難を避けられることだってあるものなのです。
それにはどんなパッシングがあるのかの基礎知識が無くしては判断のしようもないものなのです。
以下の基礎パターンを認識したうえで、パッシングをしている本人の立場になってみることが大切になります。
知識とともにその心を持ち合わせていれば、安全で快適なドライビングにも繋がることになるでしょう。
対抗車両からパッシングで伝えたいメッセージ
・「お先にどうぞ」
最もポピュラーなパッシングで「右折する車両などに先を譲る場合のサインです。
・「先に行かせてください」
これは「お先にどうぞ」とは正反対に自分が先に通行するとのサインとなりますので、判断を間違えば事故の原因となります。
主に関西地方では、この意味としてパッシングする傾向が高いようです。
・「譲ってくれてありがとう」
ここまでする人はなかなか見かけないかもしれませんが、日本人独特の習慣ともされています。
・「ヘッドライトが眩しいです」
夜間走行でヘッドライトをハイビームにしたまま走行していることを注意するものです。
交通量の少ない時にはよくあることです。
・「ヘッドライトが点いていません」
夜間走行でヘッドライトが点いていないことを注意する場合もあります。
夕暮れ時の薄明りが残っている頃合いに特に注意しましょう。
・「この先で取り締まりやってますよ」
対向車線を走っている車がこの先でスピード違反などの取り締まりを行っていることを注意させている場合があります。
他に何も思い当たる節が無い場合は、これを疑いましょう。
おかげで罰金の1万円が飛ばずに済んだりすることだってありますのでとても助かります。
後方車両からパッシングで伝えたいメッセージ
以上のようなパッシングの際に、その車の前方を走っている車は「何事か?」などと思う場合もあります。
最近、問題にされた煽り運転ではなかろうかとドキドキしてしまったりしてもおかしくはありません。
煽り運転と勘違いされかねませんのであまり使わないことが多いのですが、前方の車両に対するメッセージの場合も有り得ます。
いきなり煽りかとの先入観を持たず、自分の運転を再チェックしてみましょう。
それでも思い当たらなければ、本当に煽り運転だと判断することも身の安全のために大切なことです。
理不尽な仕打ちに対抗しようなどと思わず、速やかに道を譲ってとにかく遠くに離れてしまいましょう。
・「方向指示器が付けっぱなしです」
親切に教えてあげようとする人だっていることもあるのです。
・「信号が青になってます」
信号待ちで青になったにも関わらず発車しない車もあります。
気付かずに車内で何か作業をしていたりもしますので、それを注意するものです。
昼間ですと軽くクラクションを鳴らしてくれるのが通常ですが、夜間ですとこの方法を取る人もいます。
・「車線を変更してください」
高速道路などで追い越し車線を走行している時に先を急いでいる車から走行車線への変更をお願いされることがあります。
高速道路でスピードを出したがる人には、テンションの高い人もいたりします。
ですからそこで反応してあげないと、車間距離を詰められたりクラクションまで慣らされたりと面倒なことにもなりかねません。