自動車レースほど生の迫力を感じられるスポーツは無い
- 2018/06/24
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モータースポーツは生観戦がおすすめ
普段はテレビで見ていたサッカーや野球の試合が、現場で見てみると全然違うものに見えたりしたことのある人は多いはずです。
生観戦では解説も無くスローでの再生などもしてくれないのに、わざわざ時間と交通費をかけて出かける理由に納得していることでしょう。
それは試合自体だけでなく周囲にいる観衆の様子なども楽しめる点もあります。
テレビが拾ってくれない雑多な音声も入って来るのも楽しみになります。
そしてモータースポーツになるとメカの放つエンジン音もそれに加わります。
カーブでは時としてタイヤのすべる音も聞こえます。
油の臭いまで伝わって来そうな空気を吸い込むのもレースの迫力を吸い込んでいるかのようでもあります。
モータースポーツにはバイクレースもありますが、よりおすすめはやはり自動車レースです。
単純に排気量の違いから来るパワーの違いには大きなものがあるのです。
自動車レースならF1レース
日本で開催されている自動車レースの最高峰は毎年、10月に鈴鹿で開催されているF1です。
このレースを観戦しに遠くから大勢の人がやって来て会場周辺は大混雑になるのは有名です。
F1は世界各地を転戦するもので、総合優勝したレーサーは世界一のレーサーとされています。
耐久レースやラリーも魅力ありますが、F1ではひたすらスピードの勝負になります。
それを追求するのはレーサーの腕だけではなくマシンの性能、ピットインでのクルーの腕、監督の采配なども関係するのです。
ただ生で観戦したからと言って、これらを全て満喫できる訳ではありません。
それでもチラリとでもマシンの疾走する姿を間近に見れば、その向こうにある勝負の深い伏線まで垣間見ているような気もしてしまうのです。
テレビではただのマシンが騒音を出しながら走っているだけですので、機械と機械の勝負のような気もしますが、大きな勘違いであることに気付かされるはずです。
実際には見えなくてもレーサーの真剣な目線が肌に突き刺すかのようにも感じられます。
一度、体験すればリピーターとして観戦に来ている人も多いのだろうと容易に想像できます。
そうだ、鈴鹿に行こう
・旅行も楽しめる
とは言え、鈴鹿の近所に住んでいる人は限られていますし、他のレースでも近所で早々行われている人も少ないはずです。
これはもうわざわざ出かけるのではなく、そこまでの移動も楽しめないのではつらいものでしょう。
あまり知られてはいなくても、全国にはあちこちで自動車レースは行われているものです。
F1ほどの迫力ではなくても、ラリーであればラリーなりの面白さもあります。
ただF1であれば行楽シーズンでもありますので、休暇を取って途中下車で各地を巡りながらの観戦ツアーを組むのもおすすめです。
観戦料金は15,000円くらいからと少々高めにはなりますが、旅行費用の一部と思えばそう高くも感じられなくなります。
・観戦ポイントを選ぶ
鈴鹿のコースであれば特に変幻自在で、観戦する場所で楽しみ方も随分変わってきます。
メインのスタートゴール地点では、そうそうたるマシンが一斉に爆音を発する迫力やチェッカーフラッグの感動シーンも見られます。
しかし料金も数倍高くなりますので、初心者にはそれほどおすすめできません。
それよりもヘアピンカーブでは、急減速しながらのハンドリングからパワーを回復するテクニックが楽しめます。
直線コースでは、最もスピードを感じられ、爆音のドップラー効果が身体に響き渡ります。
スプーンカーブでは、直線ほどのスピードは出していませんが、割とじっくり走行を鑑賞できます。
鈴鹿特有の難しいコースを堪能できるポイントを探してみてはいかがでしょうか。