トヨタ・アクアとかいう面白くないクルマが売れまくっているのはナゼ?
- 2018/06/04
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良くも悪くも画一的
不動の人気を誇るコンパクトカーといえば、トヨタ「アクア」です。
しかし、そんなアクアにたいして、
「面白みがない」
「運転がつまらない」
「アクアに200万円出すくらいなら、中古でカッコイイ車を買いたい」
との声も。
とはいえ、アクアを生産しているトヨタは日本経済を支える大きな屋台骨です。
アクアをはじめとする“売れる車”をつくるのが、課せられた宿命でもあるのでしょう。
画一的であったとしても、万人に受ける魅力を次々に産出できるのは、トヨタならではの強みです。
2018年5月末現在、トヨタが生産しているスポーツカーが「86」だけというのは少し寂しい気もしますが…。
話を戻して、たしかにアクアは面白くない車かもしれません。
ですが、アクアならではのメリットがあるのも事実ですし、長年アクアが売れまくっている理由は“そこ”にあります。
アクアはお手頃価格のハイブリッド車
トヨタの代表的なハイブリッド車に「プリウス」がありますが、
「大きい車はいらない」
「200万円くらいに抑えたい」
というドライバーにとって、アクアはちょうどいい車といえます。
燃費性能はコンパクトカートップクラス
アクア Crossover、G“ソフトレザーセレクション”、G、Sでは、JC08モードで34.4km/Lの低燃費を実現。
LでもJC08モードで38.0㎞/Lです。
車はただでさえ維持費が高いので、毎月の燃料代を抑えたいと考える人も多いですし、燃費性能次第でガソリンスタンドに寄る頻度も変わってきます。
ホイホイと短いスパンで乗り換えるつもりがないなら尚更「長くお得に乗れる車」に魅力を感じるものです。
これらの背景があり、燃費性能が優れているだけでより多くのドライバーの注目を集めることになります。
日本の街に合ったコンパクトサイズ
日本の道路は混雑しやすく、道も狭いです。
都心部になるほど、自宅の駐車場スペースもカツカツになりがち。
アクアは、そういった日本の事情に合ったコンパクトサイズなので、運転のしやすさもピカイチ。
・車両感覚を把握しやすい
・小回りがきく
というのは、初心者や運転が得意でないドライバーにとって、大変心強いです。
乗り心地もなかなかのもの
発売当初は足回りが硬いといわれていましたが、改良後は少し柔らかくなり、安定性はそのままに乗り心地も良くなったと評判です。
軽いボディと低い重心で、カーブを曲がるときに揺れが少ないのも◎
街乗りはもちろん、遠出のドライブも快適に楽しめます。
安全装備が充実
レーザーレーダーと単眼カメラによる検知センサーに基づいた総合的な制御で、衝突被害の軽減や事故の回避をサポートするToyota Safety Sense(衝突回避支援パッケージ)をはじめ、安全装備が充実しています。
■プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで走行車や歩行者を検出し、衝突が予測されるとブザーとディスプレイで警告。
ブレーキを踏めば強力なブレーキアシストが働きますが、ブレーキが踏めなかった際には自動ブレーキが作動します。
■オートマチックハイビーム
ロービームとハイビームを自動で切り替えることで、歩行者などの早期発見を促してくれます。
また、街路灯や先行車、対向車のランプなどを検出して、ハイビームからロービームに切り替えることも可能です。
ハイビームのつけっぱなしを指摘されたことがあるドライバーにとっても、便利な機能といえるでしょう。
■レーンディパーチャーアラート
道路上の白線や黄線をセンサーが認識。
ドライバーがウインカーを出さずに車線を逸脱する恐れがある場合、ブザーとディスプレイが知らせてくれます。
■インテリジェントクリアランスソナー
ソナーがコンビニのようなガラスも検知し、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどによる衝突を緩和します。
他にも衝突安全など、さまざまな安全技術が搭載されています。
「面白さには欠けるけど、結婚したいと思える男」のような存在
「安定感のある平均年収男」がモテるのと同様に、“普通”に“安心”という最強の武器を持つアクア。
面白くないといわれても、たくさんの人を虜にするステキな車なのです。