007で有名なアストンマーティンってどんな高級車?
- 2018/01/25
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有名すぎるアストンマーティン
競馬好きなオヤジなら、2007年のスプリンターズステークスを勝ったアストンマーチャンと勘違いしてしまうアストンマーティンですが、それとは無関係に有名すぎる高級車のひとつです。
アストンマーティンが有名である原因のひとつとして考えられているのが、ダブルオーゼブン・ジェームズボンドの乗っていた車であることです。ジェームズボンド自身がプライベートで使用する車はベントレーだとされていますが、所属するMI6の公用車?としてのアストンマーティンが有名なのです。いわゆる「ボンドカー」ですね。
さて、そんなアストンマーティンですが、そもそもはイギリスの自動車メーカーの社名であり、そのアストンマーティン社が展開する高級車のブランドネームとなっています。日本においては、各大都市圏に販売代理店を置いて活動しています。
とはいえ、知名度に反してお目にかかることが少ないのがアストンマーティンだといえるでしょう。メルセデスベンツやBMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどの主要海外メーカーのクルマならソコソコ見かけますが、アストンマーティンを見た!という記憶はあまりありません。
それでは、アストンマーティンとはどのような高級車なのでしょうか?
アストンマーティンは、もともと小規模な自動車メーカーであり、大量生産とは無縁であったため、簡単にお目にかかれないのも当然なのです。よい車をしっかりと作ることから自然に高級車となったともいえます。しかも、ただの小規模メーカーではなく、ほぼハンドメイドで自動車を製造しているメーカーです。
当然のことながら、アストンマーティンのクルマは熟練の職人技によって完成されるものであり、低価格で売れる汎用品とは一線を画しています。そこにはファンが出現し、限られた生産台数は希少価値を生み出すでしょう。これで高級車にならない理由がありません。
現在はフォードの傘下だが
そんなアストンマーティンですが、紆余曲折を経て現在は大メーカーであるフォードの傘下に入っています。しかし、従来型の自動車作りをやめたわけではなく、引き続いて高級路線を歩んでいるといえます。
創業当時のスポーツカーから、DB5に代表されるボンドカーを経て、現在では大型セダンでありながらスポーツカー・クーペでもあるラピードなど数種類の車種を製造販売しています。また、かつてはトヨタのIQをベースにしたかわいいクルマ・シグネットも手がけていたことがあります。
さて、アストンマーティンを語るときに忘れてはならないことがあります。それは、これまでに市場に出回ったクルマの多くが現在でも動いているという事実です。大量生産・大量消費型のメーカーや車種では実現不可能なことですが、アストンマーティンでは旧車のレストアも手がけています。これによって、かつての名車をいつまでも乗ることができるだけでなく、新車当時には買えなかったオヤジでも、長年月を超えて手に入れることができるというものです。
また、スポーツタイプの高級車といえば、マニュアルシフトと相場は決まっているようなものですが、アストンマーティンにはオートマチック車も存在しています。台数を稼げないながらも、こういった配慮がなされている点は、流石は英国の老舗メーカーだと感じさせるところです。
アストンマーティンなら、中古車でさえ軽く1000万円を超えてくるだけでなく、応相談となっていることも珍しくありません。小型のシグネットでさえ数百万円することも普通にあります。簡単に買える金額ではありませんが、どうせ高級車を目指すなら中古でもよいからアストンマーティンを買ってみたいものです。もちろん、数千万円の余力があれば新車がおススメでしょう。