さらば、6気筒スポーツセダン トヨタ・マークX
- 2018/01/15
- ライフスタイル・娯楽
- 2406view
- 自動車
- ドライブ
- 暮らし
- 自動車
- 趣味
- 車
- 運転
マークⅡ3兄弟で売りまくった昔の面影なし~進むセダンモデルの集約・統合
トヨタ自ら、スポーツセダンを名乗るマークX。そのマークXの、雲行きがどうも怪しいのです。
まぁ、国内市場ではミニバンと省エネに長けたハイブリッドや軽自動車ばかりが売れる状況。三菱など売れないセダンを造るのをやめ、売れるミニバンやSUVに力を傾注している会社もあります。
90年代には、マークXの前モデルのマークⅡが、クレスタ・チェイサーとマークⅡ3兄弟となって売りまくったのももはや遠い昔の事。今では、ノア3兄弟(ノア・ボクシィ・エクスファイアー)を売りまくっているトヨタ。ミニバンやハイブリッドを売りまくっているトヨタもセダン不況を助長させているのですが、、。もはや、車に求める価値観も昔のセダン至上主義から様変わりしているのは明白な事実でしょう。
そんなセダン不況の状況が続くなか、さすがのトヨタも売れないセダンの車種統合がさらに進むのは致し方ないのかもしれません。
将来的に、生き残るのセダンのラインアップはクラウン・カムリそしてカローラに集約されるらしいのです。
クラウンは、FR駆動の大型セダン。カムリは、FFの大型セダンで、輸出のメインモデルです。カローラは、5ナンバーサイズのFF駆動のファミリーサイズ(アリオンやプレミオはカローラのバッチ違いの兄弟車に格下げ)。
もはや、FR駆動のセダンを2つも用意する必要がなくなったのでしょう。まぁ、FR駆動のスポーツセダンは系列のレクサスにまかせておけばいいくらいの考えかもしれません。(それにしてもレクサス店の敷居はまだまだ高くて気軽に行く気にならないのですが、、。)
もはや、マークⅩの開発も凍結したのだとか、、。マイナーチェンジされたばかりなので、あと2~3年くらいは販売されるでしょうがその後はモデル消滅か、カムリにマークⅩのバッチを付けて販売するのでしょうか。FR駆動に拘る親父には嘆かわしいことです。
進むダウンサイジングで、気筒数の減少化
最近では、排気量もダウンサイジングされ、それに伴ってエンジン気筒数も減る傾向です。例えば、コンパクトカーでは4気筒エンジンから3気筒エンジンへと変わって来ています。この傾向は大型セダンにも来ていて6気筒エンジン搭載のセダンはどうやら現行モデルだけのラインアップになってしまうようです。2年後くらいに登場する新型クラウンも搭載エンジンは、4気筒ハイブリッドまたは4気筒ターボに集約される予定とか、、。4気筒と6気筒、馬力やトルクなど数値のみで比べれば部品点数が少なくて済む4気筒がより省エネで時代に即しているのは理解できるのですが、運転しているドライバーが感じる五感ではかなり違っています。そう、6気筒ならではの滑らかな加速感は何物にも代えがたいものがあるのです。
もはや、そんなエンジンフィリーングに拘る輩は極少数派なので天下のトヨタも救済する気はなさそうです。
マークXの担ってきたスポーツセダンの後釜にはクラウン・アスリートをさらに進化させて対応する予定なのだとか、、。それにしても時期クラウンには、6気筒エンジン搭載モデルがないのは、開発情報からも明らかな事です。
6気筒エンジンのジェントルな吹き上がりを楽しみたいなら現行モデルのマークⅩを手に入れて楽しむのが一番なようですね。