今の常識 車のドライブレコーダー搭載がシートベルトくらい大切な理由とは
- 2017/07/15
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ドライブレコーダーが安くなっている
ドライブレコーダーを知らないオヤジは少ないでしょうが、使っているオヤジとなると話は別かもしれません。現在のところ、ドライブレコーダーは後付けが一般的ですので、大きなトラブルを経験していないオヤジのなかには、そこまでする必要はないと考えている人も多いようです。しかし、価格的な面で導入をためらっていたオヤジには、いまこそドライブレコーダーを付けようといいたい!
このところ、ドライブレコーダーは安くなっています。それだけ普及に弾みが付いている証拠です。こんなことならドライブレコーダーを付けておけばよかったということになる前に、早速導入を検討しましょう。
さて、そこで気になるのが、ドライブレコーダーが必要な理由です。巷では、シートベルトと同じくらい大切だともいわれています。シートベルトといえば、衝突事故などの際に、人体が車外へ放り出されたり、車体に激突したりするのを防ぎ、命を守ってくれる装備として定着しています。一方、ドライブレコーダーを付けていたからといって、事故の際に乗員を保護してくれるわけではありません。しかし、別の意味で身を守ってくれるのがドライブレコーダーの利点です。
動かぬ証拠を残してくれる
ドライブレコーダーは、一般に走行中は前方の景色を撮影しています。機種にもよりますが、交差点で左右の進入口くらいは十分に画角に入っています。そして、一定以上の衝撃を感知すると設定された時間分遡って録画されるものが多いようです。もちろん、時間を逆戻りはできませんので、事故前から録画しているデータを時間分保護するカタチだと考えれば分かり易いです。
昔の交通事故現場では、甲乙間で言い分が真っ向から対立することが珍しくありませんでした。それ自体は現在でも同様でしょう。また、被害者が病院に搬送されているため、加害者だけで現場検証が行われた結果、被害者の落ち度が大きくなってしまったとの報告もあります。しかし、ドライブレコーダーの映像を確認することで、どちらの言い分が正しいかが一目瞭然になります。
まず、信号が赤だったか青だったかの食い違いや、一時停止したのか否か、追突したのかされたのかなど、見ればわかるので言い逃れができません。また、逃走した車両の車種やナンバープレートが確認できる可能性が大きいことも利点です。
つまり、シートベルトは事故が起きた瞬間の生命を守るために欠かせないものであり、ドライブレコーダーは事故後の責任追及と被害者なのに加害者にされないために欠かせないものだといえます。どちらが欠けても、損をする可能性が大きくなってしまうアイテムです。しかも、自動車事故ではただ単に損をするだけでは済まないこともあります。刑事事件にもなり得るためです。身の潔白を証明するためにも、ドライブレコーダーは大切です。
その他、機種によっては夜間の防犯カメラとして使用することが可能です。それも含めて、一般的な自動車保険でドライブレコーダー割引が生まれるかもしれません。(現時点では、一部の損保会社が特定の契約で割引を実施しているだけです。)
色々な意味で身を守ってくれるアイテム。ドライブレコーダーを搭載しましょう。