カーオーディオと小物入れの注意点
- 2017/04/26
- ライフスタイル・娯楽
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カーオーディオスペースの活用
オーディオレス車のオーディオスペースを塞ぐ方法として、小物入れを設置する手があります。ただ、この手法を使う場合にはひとつふたつ注意しておきたいことがあります。
・オーディオ機器と併用する場合
2DIN用の高さ100ミリのスペースがある場合は、50ミリの高さである1DIN用のオーディオ機器と上下に重ねて併用が可能です。他にCDケースなどの収納スペースを確保できない場合は、小物入れの設置が役立ちます。このとき、間違って2DINのオーディオ機器を注文しないことです。2DINのオーディオ機器を設置してしまうと、小物入れを取り付ける場所がなくなってしまいます。
せっかく付けるのだからと、CDやDVDが使えるナビゲーションシステムを選択する人がいます。ナビを搭載するなら2DINのスペースが埋ってしまうことを忘れないようにしましょう。あとから、CDやDVDを数枚入れるはずの小物入れは取り付けられません。
この場合は、埋め込み方式ではなく、外部露出の各種収納アイテムを活用してCDやDVDの格納場所を確保するしかありません。見た目がスッキリしないとこもあるでしょうが、仕方ないでしょう。
小物入れ自体の選択に注意
オーディオスペースに取り付ける前提の小物入れは、一般に樹脂製の長方形をしたケースになっています。ふた付きのものもあります。CDケースなどのある程度の寸法のあるものを収納予定であれば、ふた付きではないものを選択するのが無難です。奥行きが思ったほど深くないものがあるため、CDケースの先端が結構はみ出すことになり、ふたが閉まらない事態になりかねません。ふた付きにするなら、よく寸法を確認したうえで決定しましょう。
また、樹脂の成型不良で上下の枠がゆがんでいるものがあります。もちろん、まっすぐした良品の方が数的には多いものの、ゆがんでいる製品の報告もそこそこあります。確率的に無視できない可能性があるため、できれば現物を確認して購入したいものです。
若干のゆがみであれば、使用上の大きな問題はないかも知れません。しかし、なかには、車の内装パネルとの間に大きな隙間ができてしまうものもあるようです。ネットショッピングでの購入や取り付け工場へ調達から依頼下場合は、事前の確認ができません。その場合は、返品や交換の対応が良い店を選ぶことです。
このような点は、純正の2DINオーディオを外して1DINオーディオを設置する場合にも同様のことが言えます。
最後に、自動車メーカーが自社工場で取り付けている純正の小物入れのような完成度を期待するのは避けたほうが良いことを付け加えておきます。その車に合わせた製品であり、車の一部となっている製品と、そうではない製品を比較すること自体に無理があります。前者は、その部分の品質の悪化が車の品質評価に直結するものです。内装の色との調和や質感などの雰囲気などにおいて、外部製品が敵う相手ではないでしょう。
どうしても品質が気になるのであれば、ディーラーに頼んで純正品かそれと同等のものを手当てしてもらえるか聞いてみることです。