男の悩みである「早漏」についてちょっと考えてみる

よく「自分は早漏で困る」と自虐的に言う人がいますが、そもそも「早漏」って定義されたものなのでしょうか？絶対的なもの？相対的なもの？

早漏の定義

早漏とは言うまでもなくセックスですぐに射精してしまうことを言いますが、その定義については諸説あります。

国際性機能学会の定義によると、ペニスを膣に挿入してピストン運動を開始してから1分以内に射精してしまうことを「早漏」と呼ぶそうです。1分、皆さんはいかがでしょうか？オナニーとセックスは違いますし、コンドームの有無でも性感は異なってきますので、絶対的なものではなさそうですよね。

なお、本当かどうかわかりませんがある機関が、手コキによって射精する平均を取ったことがあるようで、それによると1分半～4分で射精に至るようです。風俗などで手コキされるとき皆さんはいかがでしょうか。

セックスの場合能動的にピストンしなくてはいけませんので、この数字はあまりあてにはできなさそうです。ともかく時間で言うと「1分」が早漏の目安にはなるのかも知れません。

時間以外の要素

セックスしている時間が1分というのは分かってきましたが、セックスは人それぞれです。激しくピストンを繰り返す人もいれば、ゆっくりストロークする人もいます。したがって、ピストンの回数についてはあまり早漏の定義にはなりそうもありません。

また、女性の膣内も人それぞれです。オナホに様々なバリエーションがあるように、膣内も女性によって異なります。ペニスと膣の相性はそれぞれですから、あるパートナーでは5分がんばってもイケないけど、あるパートナーなら1分持たないということもあり得ます。

そうなると「相性」など主観的な要素も絡んできます。5分セックスしても女性が満足しないケースもありますし、2分でも女性がオーガズムに達すればセックスは成功でしょう。その場合早漏だとは言われないと思います。

以上を総合的に考えると「早漏」とは

・1分持たず射精する

・女性がオーガズムに達しない

この両方を満たす場合に言えるのかもしれません。でも、男性は射精するにですから、遅漏や射精障害よりもはるかに問題は少ないはずですよね。気になるならば診察を受けてもいいと思います。