体型にコンプレックスがあるなら、着こなしはこう考えよう!
- 2018/11/02
- ファッション
- 282view
- カジュアル
- おしゃれ
- かっこいい
- コンプレックス
- ファッション
- メンズ
先週、コートについて書きました。
前回の記事はこちら( コートこそオーダーを! オーダー出来るコートの種類はどんなものがある? )
前回の原稿を書いているうちに、もうコートが欲しくなって堪らなくなってしまってですね。翌日オーダーしに行っちゃいましたよ。つまり、カタチを決めました。書いていると欲しくて堪らなくなる、というのは少なからずあるんですけどね。今回はもうその典型でしたね。
どのコートにしたかは今のところナイショですが、多分出来上がったらインスタにアップとかしてしまうかも、なので私の名前で検索などすると私が何を選択したか分かってしまうかもしれません。「まだすぐには着ないから」なんて書いていたのに、服となると我慢出来ない性分なのです。
今回このコートのオーダーでは、私の体型でちょっと調整が必要でした。身長からの一般的なサイズから割り出すバランスのままでは、肩周りがキツくてパツパツになってしまうのです。この肩周りについては結局、2サイズアップくらい大きくする必要がありました。
私は背が低いので、身体の幅が大きくなるほど全体としては小さく見えやすいのですが、まあそういうキャラクターですから。この自分らしさでより格好良く見える着こなしを楽しんでいる訳です。今回はこんな風に、体型などにコンプレックスを持つ場合の着こなしについてです。
◇まず認めるところから
体型へのコンプレックスは、まずそれを認めるところから。まあこれは、「何かをはじめる時にはスタートする今ここの現在地を把握しましょう、 」という何にでも当てはまる事ですね。
前述の通り私は身長が低いので、高校生くらいまでは「まだ伸びる!」なんて念じていましたが、流石に大学生の頃には受け入れました。ちなみに小学生くらいまでは太っていて、これは受け入れ難かったので克服しました。現在は脂肪ではなく筋肉で若干、太くなり気味ですけどね。
こんな風に、自分を認めて受け入れるものは受け入れ、克服出来るなら結果を出し、その身体と身体からイメージされる自分のイメージをそれなりに納得するのがファーストステップです。
◇隠すのは逆効果
自分のコンプレックスを認めるところからスタートし、そこも自分のキャラクターとして受け入れましょう。という話で進めているので、コンプレックス部分を着こなしで隠そうとするのはオススメ出来ない、という事もお分かりいただけるかと思います。
ファッションで体型コンプレックスを隠すノウハウって、かなり出回っているんですよ。ただ、隠すというのは限界があるので、結果的には「隠してるな」という意図まで見た目で分かってしまう事が殆ど。これって良いことが何もありません。
隠してる事がバレてるし、「あ、この人は体型についての話題はNGみたいだな」なんて思われたら、盛り上げたい話題だって弾みにくくなってしまいます。ですからむしろコンプレックス部分は「隠さずにそのままの形で魅せる!」くらいの気持ちでいる事をオススメします。
ファッションにおいては、表現するポイントは多い方が得られる効果も多いもの。「隠す」「目立たなくする」という方法でコンプレックス部分を覆ってしまったら、それだけ表現するポイントを減らしている事になってしまいます。隠すのではなく、そこをどう魅力的にするか?を考える事でより早く、効率的に格好良い着こなしに近づく方が良いのです。
◇自分の「魅せたいキャラクター」の一部にする
自分がコンプレックスだと思う部分を武器にする方が「自分らしい」格好良さを手に入れやすいと言えます。女性ではありますが、永遠のファッションアイコンと言われるオードリー・ヘップバーンも自らのコンプレックスを強調することで、多くの人に愛される女優へと大成したと言われます。
男性であれば、同じく昔の名優ですがハンフリー・ボガートもまた当時の他の俳優と比べれば決して「もの凄くハンサム」というタイプではありませんでしたが、自分の特徴を活かせるクールでニヒルな雰囲気の役でハードボイルドなキャラクターの地位を確立しました。
自他共に「欠点」と思われる様な部分でも、そこに自信を持って「自分だ」と発信する人って親しみも湧くし魅力的に見えますよね。そういうキャラクターの一部としてコンプレックスの部分を捉え、ファッションに活かして欲しいと思います。これって着こなしテクニック以前の話ではありますが、そんなスタンスでファッションアドバイスを受けられるかどうか?というだけでも、得られる格好良さは段違いに変わるものですからね。自らのコンプレックスまでも格好良さに変えられる、魅力的な大人になろうではありませんか。