ファッションの80年代リバイバル、これらに対する正しい反応とは?

  • 2016/12/10
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サカナクションがテレビに出ていました

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まあ、名前だけ知っているレベルなんですけれど、「サカナクション」なるバンドがテレビ番組の「ミュージックステーション」に出演していたのですが、まあ驚かされました。何に?彼らのファッション、上半身をやけに強調したジャケットに、妙に太めのパンツのシルエット。どこかで見たなと思ったら、1980年代のコムデギャルソンの古着だそうです。

 

どっかで見たことがあると思ったら「ギャルソン」って!!

「今じゃユニクロ愛好者だけれど、コムデギャルソンと聞いて黙っちゃいられない!!」そんなDCブランドのムーヴメントの直撃を食らったという人も読者の中には多いはず。あの頃はなぜ、上下で20万円を超えるスーツを購入することができたのか?今となっては不思議でしかないのですが、サカナクションが、あの時代のジャケットを身に着けているというだけで、何とも複雑な感情をいだいてしまうのです。

 

そういえばエグザイルという若者の集団も……

まあ、コムデギャルソンの例もそうなのですが、エグザイルがMA-1を着ていたり……いったいどうしちゃったんだ?と、若干、取り乱したりすることが多い昨今なのです。どうも世間では80年代がリバイバル中、懐かしがっているだけではダメですね。ではここで各アイテムのおさらいと、どの辺があの当時のものと違うのかを見ていきましょう。

 

基本的にシェイプは変わらないMA-1

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映画「トップガン」とか「クワタバンド」とか……MA-1で思い出されるフレーズは多いと思われますが、まあ基本的にあの当時とそんなに変わっていないのが、このフライトジャケット。中には丈が長めのものなども出ていますが、まあ80年代に流行したものを今身にまとっても違和感はないはず、色はオリーブドラブがよいでしょう。
素肌にMA-1、そしてサングラスで今すぐエグザイル風にすることは可能ですが、いかんせん高いレベルで体のシェイプを要求されます。まあ、普通にカットソーの上から羽織ればいいだけなんですけれど。

 

「キーンでございます!!」って……ボストンタイプの眼鏡

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ボストンの眼鏡、「アラレちゃん」なんてオリジナルも知らないくせに、ほざいている女子がいますが、似合っているならば歓迎するしかないでしょう。この流行の伏線として、ジョニー・ディップが来日時にかけていたというのもありました。
さて、このボストンタイプ、80年代のものと決定的に違うのはレンズの大きさ、笑うと頬に付くぐらいのものはさすがにNG、小さめのレンズのものを選択すれば、小顔に見えるという効果もあります。

 

ケミカルウォッシュのデニム

「ラスティックダイム(RUSTIC DIME)」なる米西海外発祥のストリート系ブランドがあり、ヒップホップやスケータを志向する若者の支持を集めているのですが、ここ数年「80Sウォッシュ」と称して、ケミカルウォッシュのデニムをリリースしてきているんですね。
まあ、当時物とはシルエットが別物になっていますから、引っ張り出してきて身に付けるのはNGなのですが……まあ、子どもがケミカルウォッシュのデニムを履いていても、生暖かい目で見守ってやろうかと。

 

超然と、ただ超然とするのが正しいオヤジ

さて、これらの80年台リバイバル、間違っても「MA-1、懐かしいなあ、俺の若いころには……」などと自分語りモードに入ってはいけません。それこそ、オヤジの「べからず集」トップにくるアクションの一つです。そして超然とした態度を取るというのが、正しいのかと。そして、サカナクションの曲を聞いて「ハイスクールララバイじゃねえか!!」と口にするのも同じくNG、これも超然としているのが正しいのかと……。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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