必要最低限の着回しがスタイル感が出てお洒落に見えるんです。
- 2016/08/20
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季節の変わり目ごとに
カッコいいオヤジを目指していらっしゃるこちらの読者の皆さまならば、シーズン毎の流行を意識しつつ、それを適度に採りいれて毎日の仕事やプライベートでのファッションを楽しんでいらっしゃると思います。ファッションに気を遣えば遣うほどアレもコレも格好良く見えてきて、ついつい服の数が多くなってしまう、最近ではユニクロやH&Mなど低価格、高品質の衣類を販売するお店が増えていますので、気が付けばクローゼットがいっぱい、なんてこともあるのかもしれません。
そうなってくると毎朝、様々な種類のワードローブの中から、どれとどれを合わせて、なんて迷うこともしばしば……。いかがでしょうか、そんなことありませんか。
種類が多すぎる弊害
もちろん、毎日新鮮な気持ちで仕事をしたいから、毎日同じような格好じゃお洒落に見えないから、様々な理由で身に着けているものを変えておいでだとは思います。その結果、毎日何か違う服を身に着けなければならない、という観念のほうが先に立ってしまって、結果、よくよく見てみると何となくちぐはぐな合わせ方をしてしまった、なんてご経験はないでしょうか。
これは色々なテイストの服を購入してしまったがゆえによくある間違いと、申し上げられるのかもしれません。
気に入ったものを少しだけ
男性は女性に比べて購入する服の点数も少なくて済むという傾向にあるのは事実だと思います。スーツやワイシャツはある意味、制服ということができるからですね。
しかしながら、そんな場合でもちぐはぐなコーディネートになってしまうのは、やはり手持ちの洋服の種類が多すぎるのではないか、という考えにも留意する必要があります。あなたの今持っている洋服は全てがお気に入りのものですか?着用頻度はどうですか?もしもタンスの肥やしになっているものや、あまり気に入ってはいないけれど、何となく流行ってるっぽいから着ている、というようなものは思い切って処分してしまってはいかがでしょうか。
その結果、あなたの本当にお気に入りの服だけがタンスの中に残ることになります。
合せが簡単
そうした経緯で残った洋服たちは、不思議と、どのアイテムに合わせてもしっくりくるのではないでしょうか、何故ならそれらはあなたの好みというフィルターを通され、完全にテーストの近いアイテムばかりだからです。「そんなことしたら、いつも同じ服ばかり着ていると思われないか?」とお考えかもしれません。
しかしながら本物のお洒落とは服をとっかえひっかえすることではなく、自分のスタイルを確立することなのです。
自分のスタイルとは?
もちろんそのときどきの流行をある程度反映しているアイテム(例えば今の時期なら全体的に細身のシルエットであるとか、ですが)であるのは必要最低限ではありますが、そういった前提の上で、他人から見て「あ、○○さんらしいな」と思われるアイテムを着ていて、どんな服を着ていてもそのイメージが崩れない状態をいいます。
たとえるならば、お洒落で有名な歌手の堺正章さんなどは、いつみてもジャケットスタイルに、胸元にアスコットタイやストールで首元にボリュームを出したスタイルを貫いています。ポロシャツなどごくごく軽装のときなども、やはり同じです。
こう考えていくと、お洒落とは持っている服の多さではなく、いかに自分に合った趣味の服をトータルで持っているか、だということが何となくおわかりいただけるのではないでしょうか。