いまさらながら仮想通貨でどうやって儲けるべきかという話
- 2018/05/07
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仮想通貨の素人が知っておくべきこと
ビットコインで何億儲けた!という話には驚かなくなったオヤジも多いでしょう。同時に、そんな話を聞いても仮想通貨で儲けようと考えるオヤジは多くないともいわれています。素人が何億儲けたという点では、FXを思い浮かべるオヤジも多いでしょう。
そういえば、FXはどうしたんでしょう。どうもしませんが、このところ、あまり話題に上っていない感があるのも確かです。その後、バイナリーオプションなども注目を集めましたが、このあたりのトレンドは移ろいやすいようです。
さて、ビットコインでおなじみの仮想通貨ですが、まったくの素人には何のことだかわかりません。ここで仮想通貨の概念をサラッとおさらいしておきましょう。
仮想通貨とは、円やドルなどのような国の裏づけを持った法定通貨ではない、取引する人間の間で信用されることだけが存立基盤といええも過言ではない通貨様のものです。また、通貨としての物理的な形態を持っておらず、データによってやりとりされ、データによって管理されています。
そして、仮想通貨で儲けるためには、取引所などで仮想通貨を入手し、それを売却しなければなりません。ただ、すでに売買されている仮想通貨で大きく儲けを出すには、それなりの条件が必要です。そこで、注目されているのが新規の仮想通貨です。
新規の仮想通貨は、資金需要のある企業などがプロジェクトを始めるためにICOを行なうことでうまれます。ICOは新規仮想通貨公開などと訳されており、株式公開などによる資金調達よりも簡単に実施できる点で利用する企業が増えています。
ICOをする企業は、トークンと呼ばれる仮想通貨を売り出します。このトークンを買うことで、儲けを狙うのが投資家オヤジです。トークンを買えば儲けを狙えるのは、トークンの取引所への上場前に行なわれるためです。このメカニズムは株と同じようなもので、上場すればグンと値上がりが見込めます。もちろん、投資に絶対はありません。
値が上がらない仮想通貨も
しかし、仮想通貨がここまで有名になってくると、儲けたいオヤジが増えるため、そう思うようには儲からない事態も生じています。それでも、一般には上場前より高くなっているようですが、それも目論みほどの倍率にはならないケースもあります。期待が大きいと、外れたときの落胆もまた大きいということです。
また、ICOが増えていることから、人気が分散されることも考えられ、当然に価格上昇にも影響を与えます。
それでも、値上がりが小さい程度なら文句はないというべきかもしれません。中には、詐欺まがいや詐欺そのもののICOもあるからです。それも、少なくない規模で行なわれているとされています。
仮想通貨のICOで行なわれる詐欺とは、運営による出資金の持ち逃げがメジャーですが、ICOの運営とはまったく関係のない詐欺師が、応募殺到で入手困難なICOのトークンを回してやると称して金を騙し取るパターンも有名です。
最近では、有名芸能人が本名で参画する仮想通貨スピンドルのICOもあり、ガクトさんの人気に乗っかって詐欺を企む連中が出ないかと警戒しているオヤジもいることでしょう。偽者に気を付けましょう。
さらに、詐欺であるか否かに関係なく、トークンが上場しなかったら、そもそも値上がりは見込めません。それどころか、価値がなくなるおそれまであります。もっとも、本来は、資金を必要とする企業などに出資する性質のものであり、上場益を狙って買うものではないわけです。それを考えれば、上場しなくてもよさそうなものですが、上場を前提としていながら上場できない時点で、事業自体が成立していない可能性があります。
このような仮想通貨で儲けるべきなのか。オヤジとしては悩むところでしょう。