今何をするべきか?増量・減量のスケジュール感について
- 2018/10/17
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体は計画的に変化させるべし
なんとなく太った。なんとなく筋肉をつけたい。その時々の自分の感情や感覚によって体を変化させようとするとその成功率はとても低いものとなります。また、無計画にボディメイクを進めても肝心な場面で体が仕上がっていなかったり、思ったよりも筋肉量が増えていなかったりするものなのです。
体を自分の満足いく姿にまで変化させるためには何よりも計画性が重要です。どのくらいの期間、増量期を設けるのか。また、どのくらいのペースで減量を実施するのか。そういった基本的で大きな流れはある程度の長さの期間に対し、事前に計画を定めておかなくてはなりません。
我々オヤジにとって「時間」は最も貴重なものです。あまり若くはない体をカッコよく変化させるためには無駄な時間の浪費は絶対に避けなければなりません。
今回は「今なにをするべきか」という点について、最終的に来年の夏へ向けたボディメイク計画の立て方を解説していきます。
この夏ダイエットを頑張った人の注意点
今年の夏、本当に一生懸命ダイエットを頑張った人。いかがだったでしょうか?キツかったですか?でもしっかりと引き締まった腹回りを手に入れられたのであればきっと楽しく、充実した夏を満喫されたことと思います。努力の成果を体感するというのは本当に気持ちの良い事ですからね。
さて、厳しい減量を乗り切った人にこそ注意して頂きたいのは「増量を避けてしまう事」です。せっかく手に入れたかっこいいお腹。これを増量期に失ってしまうのをとても嫌がる人もいると思うのですがこれは間違いです。
増量期というのは多少脂肪が増えてしまうのを受け入れつつもしっかりと筋肉を増やすための時期。筋肉量を効果的に増やせるのは毎日のカロリー収支をプラスにできる増量期しか無いのです。
増量すべき時期に体重増加を嫌がってしまうと来年、再び絞った時に体が満足に成長していないことに気付かされることでしょう。筋肉とはそう簡単に増えるものではないのです。
秋から初春にかけては心を鬼にして食べまくり、そして強度の高いトレーニングを頻度多く実施しなくてはなりません。体を大きく成長させるには、増量期にも一切手を抜かない姿勢が大切なのです。
年末年始への備えについて
一年の間にはいろいろなイベントがあります。特に12月から年始にかけては飲み会や宴会の機会も多いためどうしても食事量が多くなってしまうという人がほとんどでしょう。
ですから、ボディメイク計画もそういったイベントを事前に考慮に入れて立てておかなくてはならないのです。あまり太りにくい人、痩せやすいハードゲイナータイプの人は秋からずっと食事量を多く保って大丈夫です。むしろ筋トレのボリュームをどれだけ確保できるかに意識を傾けるべきでしょう。
一方、食べれば普通に体重が増えるという人の場合はたとえ増量期であっても微調整する必要があるかもしれません。
そのため、増量期中であっても11月後半から12月前半くらいまではプチ減量期を設け一旦付きすぎた体重を落としておくのが良いのです。
増量期中は太るのにビビりすぎてもいけませんが、時期によっては調整した方が良いことも覚えておきましょう。
勝負は4月!今は筋量増加を優先すべし
ほとんどの方にとってやはり夏は体が引き締まった状態で迎えたいことと思います。一般的に減量は3ヶ月~4ヶ月かけて行いますから逆算すると減量開始時期は春。ちょうど出会いと別れの季節でもある4月頃になるのです。
4月になればあとは否が応でも減量に励まなければなりません。減量が始まればもうほとんど筋肉量の増加は期待できませんから、後悔しないためにも秋冬は計画的にしっかりと増量しなければならないのです。いろいろと難しい部分もありますが、トレーニングの強度と頻度も確実に多く確保しましょう。