理想のジムってなんだ?これから流行りそうなジムとは
- 2018/07/19
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正に群雄割拠!ジム乱立の時代へ
フィットネス市場の拡大とともに、当然のことながら最近ではいろいろなジムが日本中にオープンしています。某ライザップを始め、ダイエットをメインテーマとした高級パーソナルジムも多いですし、24時間営業の筋トレジムもたくさんの企業が新規参入を果たしていますね。
まだまだフィットネス市場は拡大の余地が大きいのでこれからもしばらく新規ジムのオープンラッシュ傾向は続くと思いますが、その一方で似たようなジムばかり増えても利用者であるトレーニーの不満やニーズには応えられないという点は気になります。
筆者もフィットネス業界で働く一人として、今後のジムのあり方やどうすればより効果的なフィットネスサービスを皆さんに提供できるかについて、常に頭を悩まし、想像力を働かせようと試行錯誤しているところなのです。
というわけで今回は、既存ジムに対する問題点や、どのようなジム・ビジネスモデルに活路を見出すべきなのか。「中の人視点」で少し語っていこうと思います!
既存ジムに対する不満点とは?
現在世の中に一般的にあるジムの問題点とはどのようなものでしょうか。まず高級パーソナルジムに対する不満としてはやはりなんと言っても「値段の高さ」でしょう。もちろん結果にコミットすると言い切っているわけですから、利用者側もそれ相応の対価を支払うのは当然です。しかし、あまりに高級過ぎてハードルが高いと感じる人もめちゃくちゃ多いようですね。
また、高級パーソナルジムは一般的に三ヶ月程度で卒業となります。ですがこの卒業後にどうやって筋トレを継続するかに頭を悩ませている人がとても多いのです。それまで手取り足取りトレーナーに教えてもらっていた人が、いきなり一般のジムに通い始めてもおそらく勝手が全く分からないでしょう。その結果、筋トレをやめてしまい体型も元に戻るという残念な道をたどってしまうのです。
一方、不特定多数の人が同時に利用する一般的なジムに対しても初心者や中級者の多くが不満を抱えています。
特にパワーラックやベンチプレス台が一部の利用者に専有されてしまい、思うようなトレーニングが出来ないという問題が一番大きいようです。
筋トレを計画的に行いたい人にとって、思い描くトレーニングがその日にできないというのは大きなストレスになります。真面目なトレーニー程この点に関しては忸怩たる思いを持っていることでしょう。
まだまだ筋トレ初心者の人は、ベテラントレーニーに混じってパワーラックの順番待ちをするのは気が引けるというケースも多いですよね。このような問題点を解決することは不可能なのでしょうか。
パーソナルトレーナー増殖中
上記の問題点の解決案を提示する前に、もう一つの最近の傾向についても紹介しておきたいと思います。それが、パーソナルトレーナーの増殖です。
トレーナーという職業は特に資格などなくても名乗ることができます。そのため、フィットネス系コンテストの入賞者や、大手ジムに勤務経験のあるトレーナーが、最近どんどんパーソナルトレーナーとして独立しようとしているのです。
かつて美容師の数が急激に増えた時代がありましたが、それを彷彿とさせる現象です。これは良いとも悪いとも言えませんが、トレーナーが独立するにあたっては一つだけ大きな障害があるのです。
ニッチ市場を開拓できるかが鍵
たくさんのトレーニーが不満に感じている点や、パーソナルトレーナーとして独立しようとしている人。それぞれの抱える問題点を上手く解決することができれば、それはニッチ市場の開拓という意味でビジネスモデルとして機能する可能性が十分にあると考えられます。
例えば、レンタルプライベートジムというアイディアも有力だと考えられます。トレーナーのいない小規模個室ジムを時間貸しするわけですね。これなら当然ラックやベンチプレス台の奪い合いは発生しませんし、高級プライベートジムを卒業した人でも他人の目を気にすることなく使うことができます。
また、トレーナーになりたいという人も自分で巨額の設備投資をする必要なくデビューすることができますね。お客さんをたくさん捕まえることができたら、その時点でいよいよ自前のジムを作れば良いわけです。
フィットネス市場にはまだまだたくさんの可能性が残されています。体を鍛え、人生を変える喜びをたくさんの人に味わってもらうためにも、多くのアイディアが生まれ具現化することを望みたいですね!