男性の加齢臭ってどんな臭い?知るのが怖い似ている臭い2つ
- 2016/08/13
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男性の臭いは全部加齢臭と思うべし
男が生きているといつかは経験する加齢臭。加齢臭とは、加齢によって出る臭いニオイのことですが、おやじ世代の男にはそれ以外のニオイもあります。
けれど、そのニオイを発している存在自体は、まさに「おやじ」なのです。つまり、加齢したおやじから出ているニオイであることは間違いなく、そのどれもが加齢臭と言っても間違いではありません。
・おやじの身体から発せられるニオイ
一番多いのは汗のニオイでしょう。
運動したときに出る汗のニオイは若い人の汗のニオイと基本的には同じです。入浴後に出る汗のニオイは入浴前のものよりキツサが少ないでしょう。しかし、おやじの場合は単なる汗のニオイではない「エグいニオイ」が多かれ少なかれ含まれているのです。
そこには、汗がどうこうではなく、加齢臭の原因物質であるノネナールが介在しています。
ウイキペディアによると、不飽和アルデヒドの一種であるノネナールには青臭いニオイと脂臭いニオイがあるとのこと。こんなのを嗅がされたらたまったものではありません。
このノネナールが年を重ねるごとに増えてしまうことから、加齢臭が問題となるのです。加齢臭は特に汗をかいていなくても発するので厄介です。
たとえば、入浴して間もないのに「身体が臭い」と言われることがあります。清潔にしていればなくなるわけではないのが加齢臭なのです。
しかし、ノネナールだけが加齢臭のニオイを作っているわけではありません。厳密に言えば、ノネナールではない原因によるニオイは加齢臭ではないのかも知れません。しかし、おやじのニオイは加齢臭です。区別するなら、加齢臭と似たようなニオイというところでしょうか。
ノネナールではない加齢臭
・飽和脂肪酸であるペラルゴン酸による加齢臭
加齢によって強くなるニオイでありながら、ノネナール由来ではないニオイとしてペラルゴン酸による不快なニオイが発見されています。従来の加齢臭に比べて若い世代(30代)から生じると言われています。
ペラルゴン酸が存在するのは、人間の場合は皮膚であり、皮脂が酸化することで古い油のようなニオイを発するとされています。抗酸化作用のあるものを用いることで軽減できると考えられます。
・有機化合物であるジアセチルによる加齢臭
ノネナール、ペラルゴン酸に続いて、ジアセチルによって生まれる加齢臭が有名です。
主に頭部で発生するため、頭が臭いと言われることが多くなります。ブドウ球菌と乳酸があれば増えてしまい脂臭いニオイがでます。
こちらも、ノネナール加齢臭よりも若い世代から発生します。
ジアセチルによる加齢臭は、乳酸をおさえることができれば、嫌なニオイを軽減することが可能です。食事の見直しと汗のケアが重要になります。
原因となる物質やメカニズムに違いはあっても、これら男性の嫌なニオイに共通しているのは「清潔を心がける」ことで軽減できる可能性があることです。それでなくても、中年のおやじは脂ギッシュになりやすいですから、十分な注意が必要です。