沖縄人は「さんぴん茶」を飲んで、元気100%になる
- 2016/08/13
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世界一の元気長寿沖縄の秘密の1つ、お茶
日本ボクシング史上最強のチャンプ、具志堅用高を生んだ沖縄・石垣島の人たちは、暑い夏にもめげることなく、子供も大人も老人もおそろしく元気です。特に目立つのが、老人たちの元気ぶり。「世界一の元気長寿」と言われる沖縄でも、群を抜いて老人たちが活発に生きています。
その元気の秘密の1つに「お茶」があります。
沖縄人の元気の素は「さんぴん茶」
お茶といってもいろいろですが、沖縄の人たちが飲むのは主に「さんぴん茶」。本土の人間には聞きなれない名前ですが、これ実はジャスミンティーのこと。中国名の香片=シャンピェンがなまって、さんぴん茶になったとか。飲み方も中国風で、茶葉を入れた急須に80度〜95度のお湯を注ぎ、10秒〜120秒蒸らしてから茶杯につぎ分けます。まあ、ごく普通の中国茶の飲み方ですね。
ただし、普通ではないのは飲む量。食事の前後はもちろん、とにかく少し時間をおいては1杯、また1杯。沖縄では、九州以北の人たちが飲む量の倍は飲まれているのではないかと言われています。
ストレス緩和にも、老化抑制にも、ガンや心疾患予防にも
ジャスミンティーに限らず、お茶は古くから健康にいい効能をたくさん持つとされています。ストレスを緩和する、老化を遅らせる、ガンや心疾患の予防になるなどなど。これは抗酸化物質のEGCG(カテキンの1種)によるもので、同じお茶でも発酵の度合いが少ない(酸化の度合いが少ない)ものほど有効と言われます。
その点でトップに位置するのが、さんぴん茶なんですね。これは、動物実験などで証明されています。
夏、たくさん飲むには水出しがいい
EGCGの効果は、お茶をたくさん飲めば飲むほど高まるとされていますが、暑い夏、いくらエアコンが効いているといっても、ホットティーをたくさん飲むのはちょっとしんどいでしょう。
そこで、夏においしく飲める水出し法を以下に。
①ジャスミンティーの茶葉3gほどを1ℓの水を入れた容器に投入。そのまま、冷蔵庫で寝かせます。
②6時間ほど寝かせたら、それでできあがりです。
水出しジャスミンティーは、ハチミツやシロップなどを加えて飲むとまた別の味わいになり、飽きずに飲めますよ。