男はとにかく「亜鉛」を摂るべし!
- 2017/04/30
- サプリメント
- 3157view
- 体質改善
- サプリメント
- 亜鉛
- 病気
- 薄毛
亜鉛は単なる精力増強系サプリではない
亜鉛と聞くと、どんなイメージを浮かべるでしょうか。おそらく多くの男性は、「薄毛に効果がある」「精力増強のために必要」など、ピンポイントな機能面への効果についてのみ知っているという人が多いのではないでしょうか。亜鉛は、テストステロンの素となるミネラルの一種ですが、体内で自然と生成するには限界があり、日本人のほとんどが「亜鉛不足」の状態に陥っていると言われています。ここでは、筋トレ効果UPや精力増強など、男性にとって嬉しい効果が期待できるミネラルとして知っておきたい「亜鉛」の効果について紹介します。
筋トレ効果UP
精力増強以外で知られている亜鉛の効果として有名なのが、「筋トレ効果」でしょう。筋トレや運動をすると、代謝が促されますが、細胞の修正や修復の過程で亜鉛が活躍します。筋トレ後の回復時には、実は身体の中で大量の亜鉛が消費されており、筋トレやエクササイズを日課としている男性は、亜鉛を積極的に取り入れる必要があります。亜鉛が不足すると、筋トレの効果が半減します。
疲労回復
また、亜鉛は筋力アップだけでなく疲労回復の手助けも担っています。人間が疲労を感じる理由は様々ですが、亜鉛不足は疲労の原因の一つでもあり、亜鉛によって身体が疲れにくくなれば、今まで「辛い」と感じていたエクササイズも楽に行える様になるかもしれません。
勃起力回復や精力回復
亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれており、男性の性機能とは切っても切り離せない関係があります。男性が射精をすると、体内で精子を再生成するために大量の亜鉛が消費されますが、亜鉛が不足していると精液の生成が追い付かず、勃起力はもちろん、直接精力の減退につながります。男性は年齢とともに亜鉛の生成量が減っていくため、40代以降はセックスの後には亜鉛サプリで補給することが推奨されます。
薄毛の予防
亜鉛は薄毛に効果があると言われていますが、その理由やメカニズムまではあまり知られていません。まず、男性は加齢と共に男性ホルモンである「テストステロン」の体内生成量が減少します。亜鉛が不足すると、体内酵素である5aリダクターゼが薄毛の原因となる悪玉男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成し、抜け毛を促進するされています。この5aリダクターゼを抑制するために、亜鉛の定期的な摂取は欠かせませんが、薄毛は亜鉛だけで解決できるものではありませんので、専門的な治療を行う必要があります。
亜鉛は牡蠣やサプリメントから摂るのがお勧め
亜鉛が多く含まれる食品で有名なのが牡蠣ですが、牡蠣は冬の時期にしか食べられないため、暖かい季節はサプリメントで補うのがよいでしょう。ただし、亜鉛には一日の摂取量に上限が決められており、摂りすぎると「亜鉛中毒」の状態に陥り、吐き気を催すことがあります。自然に体内で生成されることが理想的ですが、自己生成には限界があるため、どうしてもサプリメントや食品に頼らざるを得ません。