セックスの目的が射精になっていませんか

セックスは重要なコミュニケーションの一つです。
体の触れ合いや射精までのプロセスを楽しんでこそ、充実感や達成感を味わえるものです。
しかしその一方で、射精だけを目的とした『ジャンクセックス』しかしない人もいます。
ジャンクセックスは射精以外に目的がないため、愛撫から射精に至るまでの時間は20分もかかりません。
そんなセックスで女性は満足できるのか――、考えなくてもわかりますよね。
女性は不満を募らせ、結果として男性も不利益を被ることになります。

ジャンクセックスに陥る原因

日本でジャンクセックスが増えている大きな原因は、AVや風俗と言われています。
AVの多くは男性向けであり、男性の欲望を満たすために考えられたストーリーと演出です。
風俗も男性を喜ばせることを目的としたサービスなので、プライベートでも風俗と同じ感覚でセックスをすると女性への配慮が足りないことも。
AVや風俗が好きではないにしても、オナニーと同じように自分の欲を満たすために体を求めていませんか？

ジャンクセックスが気持ちいいのは男性だけ

ジャンクセックスの目的は射精なので、愛撫が雑になりがちです。
そんなことでは気分すら盛り上がらないので、イクのはおろか、気持ちいいと感じるのも困難です。
それでも構わず射精に至る男性に、不満を覚えないわけがありません。

女性の多くはセックスに不満があっても言わない

「文句があるなら言えばいいのに」と思うかもしれませんが、男性の心を傷つけたくない気持ちや恥ずかしさもあって、セックスに対する不満を相手に伝えない傾向があります。
だからこそ余計に不満が溜まりやすく、後々になってセックスを拒否したり、最悪の場合は別れを告げたりして、相手を拒絶するという行動に踏み切ることもあります。

ジャンクセックスで溝が深まると…

ジャンクセックスは男性が思っている以上に女性の心を疲弊させる愚かな行為です。
ジャンクセックスが続けばセックスそのものが嫌になり、「疲れてるから」「体調が悪いから」「今日はもう帰るね」と理由をつけてセックスを拒む女性もいます。
しかし、そんな女性の心情を察知せず、強引にセックスを迫る男性も少なくありません。
彼らは女性の気持ちを考慮できないからこそ、ひとりよがりなジャンクセックスに陥っているとも言えるので、拒まれても「なんで？別にいいじゃん」と悪びれずに性行為に及ぼうとします。
そしてますます溝が深まり、別れに至るケースも…。
結果として男性もパートナーを失うことになり、損をするだけです。

ジャンクセックスに陥らないためには

・AVや風俗の常識や感覚をプライベートに持ち込まない
・相手の気持ちを理解しようとする努力を怠らない

この2つさえ守っていれば、ジャンクセックスのような自分勝手なプレイに走ることはないはずです。
そんなに前戯が面倒ならオナニーで我慢！セックスは“二人”で楽しみましょう。