疑われた時点で手遅れかもしれませんが

男性は浮気する生き物です。モラルに反しますが、本能なので仕方ないことです。けれども、男性の浮気は簡単にばれてしまいます。隠すのが下手である以上に、女性の勘が鋭いからです。

結婚していなければ、たとえ関係がこじれても別れるだけで済みます。けれども婚姻関係にあったら、浮気の代償を支払わなければいけません。例えば慰謝料や養育費などです。勤め先によっては社会的地位を失う場合もあります。

もし浮気を疑われたら、そして今の暮らしを守りたいなら、浮気相手と別れるのが一番です。だけど浮気を続けたいなら、決定的な証拠を掴まれないようにしなければいけません。

あなたのスマートフォンは覗かれてる？

まずはスマートフォンや携帯電話を確認してみましょう。最も浮気の証拠を掴まれやすいからです。「ロック」をかけているからと、安心してはいけません。特にスマートフォンは要注意です。画面に残った指紋から簡単に破られる可能性があります。浮気を疑われたら、すぐに暗証番号やパターンを変更しましょう。

見られたら困る画像はすべて消すか、クラウドに保存します。LINEもパソコンなど他の端末で覗き見されないように、複雑なパスワードに変更します。

本命の彼女、または奥さんと同じ通信会社を使用している場合は、位置情報を確認するアプリがインストールされていないか確認しましょう。これがあると電源が入っている限り、居場所が分かってしまうからです。アイコンで探すと見つけられないかもしれないので、「設定」の「アプリ」から一覧で確認します。見つけたら即アンインストールです。

探偵の尾行から逃げよう

普段の行動にも気をつけましょう。もしかしたら探偵が尾行して、浮気の証拠を掴もうとしているかもしれません。こんな時、ラブホテルで浮気相手と逢うのはNGです。「セックスはしていない」という言い訳はまず通用しません。

浮気相手と逢う場所を探偵に特定されないのが一番です。怪しい人物がいたら、降りる駅を変えてタクシーに乗ったり、人ごみに紛れたりするなど、突発的な行動を取ると尾行から逃げられる可能性があります。探偵は、ターゲットとはぐれた時に服装や持ち物を頼りにするので、リバーシブルのコートやバッグを持っていると便利です。

最も安全なのは、探偵が尾行している間、浮気相手と逢わないことです。探偵は依頼があってこそ動きます。料金の相場は2名で組んだ場合、1時間あたり10,000～15,000円です。さらにガソリン代などの実費が発生します。もし毎日3時間尾行すれば、1ヶ月で100万円ほどです。ほとんどは、資金が尽きた時点で諦めるでしょう。

もっとも、最近では依頼者からの指示がある時だけ動く探偵もいます。そこで、あえて帰りが遅い日を設けたり、休日に一人で外出したりするなど、怪しまれる行動をします。もちろん浮気相手に逢うのではなく、同僚と飲んだり、パチンコで時間をつぶしたりするだけです。そのたびに探偵の尾行は空振りに終わり、やはり資金の無駄になります。

浮気のために細心の注意を払えますか？

探偵が浮気の証拠を掴めなかったとしても、それで疑いが晴れたわけではありません。当然、以前よりもチェックは厳しくなります。浮気相手との連絡はPCメールを使うなど最小限に抑え、香りや体毛が付着しないように気をつけて、イレギュラーな行動は控えなければいけません。浮気相手の協力も必要でしょう。上手に浮気するのは意外と大変なのです。