キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言とは!?
- 2019/09/04
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こんにちは。元歌舞伎町キャバクラ嬢の水木舞です。本日のテーマは『キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言とは!?』ということで、何年もの間各地の水商売の業界で働いて来た私の実体験をもとにリアルな事情をお届けしちゃいます!
キャバクラ嬢というのは不特定多数のお客様と一晩中話し続ける仕事なわけですので、やはりある程度お仕事を始めて月日が経ってくれば会話にも慣れてきますし、定番の会話はテンプレート化してきたりもします。よく言われる言葉や質問には定番の返しが用意されているわけです。
例えば、「彼氏はいるの?」ド定番の質問です。実際に本命彼氏がいても正直に話す子は少ないでしょう。キャバクラは夢を売るお仕事でもあり、上手に嘘をつける子が勝ちのお仕事です。毎日聞かれると言っても過言ではないこの質問に、私の答えのテンプレートは「いないですよ。もし彼氏がいたらこんなお仕事してませんよ~」でした。説得力があり、彼氏がいたら大切にする子なんだなと印象づけたいためです。実際にはいたこともありますが…(ごめんなさい)他の子もきっとほとんどの子がいないと答えるはずです。でも、あれだけ魅力的な女の子がたくさん集まっているのにみんな彼氏がいないなんて正直考えにくいですよね。彼氏どころか旦那様がいる子だっているくらいです。
「お休みの日は何をしてるの?」これも非常によく聞かれる質問です。これに「本命彼氏とデートしてます!」と答える子はまずいないです。「寝ていますね~」「家で趣味のお料理してます♪」などテンプレート化された当たり障りない答えが返って来るでしょう。
また、お酒の席ですので当然下ネタも結構振られます。初めのころ私は、下ネタが苦手でした。普段から友人とそんな話しをするタイプでもなかったため、恥ずかしくてどう答えていいかわからなかったのです。しかし、半年も水商売をしていると驚くほど慣れました。それだけ場数を踏んだということでしょう。たいていのキャバクラ嬢は結構ディープな下ネタにも対応できるはずです。
このような定番の流れにはたいていのキャバクラ嬢は慣れており、言われてもたいして困りません。あとはやっぱり口説いてくるお客様も多いので、上手にかわすテクニックをみんなそれぞれ持っています。愚痴や悪口などが多いお客様もいますが、それはお酒の席で日ごろのストレス発散をされているのでしょうし、聞いて消化するのが私たちのお仕事でもあると思っています。
それでは、言わばおしゃべりのプロフェッショナル・接客のプロフェッショナルである私たちキャバクラ嬢が、実際に言われて困ってしまう一言とはどんなものなのでしょう。では早速行ってみましょう!
【キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言➀】この中で誰が一番タイプ?
複数のお客様のいる席でまだ自分の指名のお客様のいない状態でこれを聞かれると、結構困ってしまいます。なぜなら、誰が自分のことをいいと思って指名してくれるかわからない中で、その芽を摘んでしまいかねないためです。ちょっといいな。指名しようかな。と思っている子が、自分以外の人をタイプと言ったらテンション下がってしまいますよね。その流れになったら「まだ全員と話したわけじゃないし、見た目だけじゃ決められないです~」とか言ってかわそうとしますが、「あくまで見た目だけでは?!」なんて言われてしまうと、もう選ぶしかありません。こうなるともう、この先の会話が気まずくならないように自分の隣の人を選ぶことくらいしかできることはありません。一人を選択してしまった時点で、その席からの指名率はぐっと下がってしまうのです。「この中で抱かれるなら誰!?」とか「一日だけデートするなら誰!?」とか、この手の類の一言は全体的に困りますね。
【キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言➁】この日(イベントの日)の予定は?
例えば誕生日やクリスマス。こういった特別な日は本命彼氏と過ごしたい子も多く、お休みしていると本命彼氏がいる可能性も高いです。「クリスマスの日は出勤してる?してるなら、俺はやることもないし顔を見に来ようかな。」「誕生日当日は出勤するの?美味しいものでも食べて同伴しよう!」普段なら嬉しい限りのこんな一言も、実はお休みもらってて…なんてとても言いにくいです。誕生日は、入店の時点でフェイクの日を設定している子もいるのですが、わかりやすいのはやはり全国共通のクリスマスの日かと思います。普段レギュラー出勤している子がイベントの日にお休みしていたら、本命彼氏と過ごしているかも?!
【キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言➂】お金たくさんあるんでしょ?
例えば、時計やアクセサリーを見て「高そうな時計だね」といった一言。席を立つ時に場内指名をお願いしたら「稼いでるんでしょ?俺が指名しなくたって困ってなさそうじゃん」といった一言。「そんなことないですよ!」とか言っても実際は図星だったりもします。確かに、キャバクラ嬢は一般的に昼間のお仕事をしている子よりお給料はいい子が多いかもしれません。それがお客様あってのことなのも事実です。なので、面と向かってお金あるんでしょ?と言われるのは、勝手ですが申し訳ないというか、いたたまれない気持ちになってしまいます。「悪い女だな!」と言われているような気がして、それが嫌であまり高級なものを身につけない子もいます。
【キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言➃】本名教えて!
多くのキャバクラ嬢はお店では本名とは違った源氏名を使っています。本名または本名に近い名前でやっている子もいますが、ほとんどの子が源氏名でしょう。キャバクラ嬢のお仕事をしている子たちはいろいろな事情を抱えている子も多く、学生の子なんかもいたり副業禁止の企業に勤めながらもかけもちしている子もいたりします。身バレを避けたいのに、お客様から本名を聞かれてしまうと困ってしまいます。教えないのもそのお客様を信用していないみたいだし、お客様の機嫌を損ねたくありません。苦肉の策で偽名を教えたりする子も中にはいますが、そこまで嘘で固めるのもちょっと気が引けるので…。本名にはできれば触れないで欲しいのです。
【キャバクラ嬢がお客様に言われてリアルに困る一言➄】プライベートを明かそうとしてくる
名前以外にも、「家はどこなの?」「営業携帯じゃない方の携帯番号教えてよ!」「SNSアカウント教えて!」など…その子にもよりますし、聞いてくるお客様との関係性にもよりますが、簡単には教えられないことが多いです。キャバクラ嬢は仲良く楽しそうに飲んでくれますし錯覚してしまいそうになりますが、あくまでお仕事で接客しています。仕事とプライベートがごっちゃになるのは避けたいです。キャバクラ嬢以外でも、営業のお仕事をしている方はわかるかも知れません。お客様と仕事の関係性を越えて付き合うのって正直大変ですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?私が実際に働いて来た中で言われて困った一言や、一緒に働いていた周りの子からの意見も取り入れてまとめてみました。そうは言ってもキャバクラ嬢はプロですから、何を言われてもお客様が楽しく飲めるように接客しなければいけず、そのために日々模索しています。「あっこれ俺いつも言っちゃってる…」なんて方いらっしゃいましたら、どうかお手柔らかにあまり困らせないであげてくださいね!この記事が皆さんの楽しいナイトライフのお役に立ちますように…☆