本当は好きじゃない人と結婚するなら独身がいいのか?

  • 2019/05/21
  • モテ
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  • アントニオ犬助
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日本のためにも、結婚すべきです

日本のためにも、結婚すべきです
男性で23.4%、女性で14.1%というのは、先日報道された「生涯未婚率」。50歳まで結婚したことがない人の割合で過去最高、非常に深刻な事態となっています。未婚は晩婚化と並ぶ、少子化・人口減少の元凶です。

人口の減少は国力の低下に他なりません。敗戦で大きなダメージを受けた日本はそこから立ち直り、経済成長を成し遂げました。要因は朝鮮戦争による特需など、様々なものがありましたが、中でも最も大きなものが豊富な労働人口でした。終戦時には7,000万人強だった人口は急増、1966年には1億人を突破してなお増加、人口増が国力の根幹としてあったからこそ高度成長を実現することができたのです。にも関わらず、現在の日本で進むのは未婚化!これは由々しき問題です。本当に好きじゃない人でもなんでも良いですから、日本国のためにも、どんどん結婚すべきだと思うのです。

 

「お見合い」という素晴らしいシステム

なぜ昔の人は結婚・出産できたのか?というと、それは「お見合い」というシステムが機能していたからです。あるデータによれば1940年に見合い結婚は、全体の7割にも達していました。彼らが子を生んだから団塊の世代が誕生したのですが、1965年ごろには恋愛結婚が上回るようになりました。すると、恋愛結婚を成し遂げることができなかった人たちが増加、そのまま生涯未婚率も増加していきました。ですから見合いの復活、もしくは結婚紹介所の利用を国が促進すれば、未婚化を防ぐことができる。国を挙げて対策すべし!と、私、アントニオ犬助は思っています。

などと熱く語っていると「それって国の都合じゃん!そんなもので好きでもない人と結婚したくないよ」という反論を食らいそうです。ならば逆に聞きたいのですが、なぜ1940年ころには見合い結婚が盛んだったのでしょうか?それは、結婚ということ自体がそれなりに素晴らしいものだからです。

 

結婚すること自体が自然なのです

そもそも、結婚・出産は当然のサイクルです。人は結婚し、子どもを生み育て、死んでいく、いや人間だけではなく生きとし生けるもの全てが、そのサイクルに則っています。これは、NHK「ダーウィンが来た」などの自然ドキュメンタリーを観ていても明らかなこと。番組のクライマックスのほとんどが結婚・出産、受け継がれる命という流れになっているではないですか。

そして考えてみれば、自然界の生き物たちで結婚・出産を迎えられるのは、厳しい生存競争や激しいライバル争いに勝ち残ったものだけです。しかし、人間が結婚・出産するのに超えなければならない壁は、自然界ほどの高さはありません。ならば生き物として当然のサイクルに則っておくのが良いはず。にもかかわらず「本当は好きではない」という、些細な理由で結婚しないことを選択するのは、いかがなものかと思うのです。

 

もちろん結婚にはリスクはあるが

「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」これは見合い結婚が盛んだったころに、よく用いられたことわざです。馬の良し悪しは乗ってみないとわからないし、人の性質も結婚してみないとわからないという意味です。つまり本当は好きではない人でも、結婚することで新たな魅力が見えてくることはある。だから、きっかけさえあれば、どんどん結婚しろ!と、犬助は主張します。

そして逆にも通じてしまうのが、このことわざでもあります。つまり、どれだけ好き合って結婚しても、ダメなケースもあるということ。添うてみた結果良かったこともあれば、悪かったということもあるのです。しかし、これも当然のこと。もともと他人同士が一つ屋根の下に暮らすのですから、結婚にはリスクがあるのです。それを互いの努力で乗り越えていくのが結婚、人間的な成長も得られることでしょう。良いことばかりではない、しかし、それ以上に素晴らしいのが結婚です。だからこそ、好きでもない人とでも結婚すべきと犬助は思うのです。

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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