アダルトチャットの基本

かつての「チャット」と言えば、文字のやり取りで1対1、あるいは複数でのコミュニケーションを楽しむものでした。近年ではインターネットの発達により、「ライブチャット」と言って映像と音声でのやり取りも可能になりました。ライブチャットに必要なWebカメラやマイクは内蔵されているパソコンが多く、スマートフォンに対応しているライブチャットならすぐに始められます。光回線に接続していると映像が滑らかです。

業者が提供する有料のライブチャットでは「チャットレディー」と呼ばれる女の子が相手をしてくれます。男性はあらかじめ「ポイント」を購入し、その範囲内で好みのチャットレディーとやり取りできます。「アダルトチャット」であれば性的なやり取りが可能であり、時には女の子の裸や自慰行為を見られるかもしれません。

ライブチャットと言っても女の子だけが映像や音声を公開し、男性側は文字で反応するのが一般的ですが、「双方向ライブチャット」では男性も映像や音声の公開が可能です。自分の裸や自慰行為を見せることで、より興奮したり女の子とセックスしているような気分になったりするオヤジもいるでしょう。

料金は1分あたり300円前後が相場です。ポイントはクレジットカードや銀行振込、コンビニ決済、電子マネーなどで購入できます。1時間利用するとキャバクラやデリヘルと競合しますが、好みの女の子と1対1で性的なやり取りができるところはアダルトチャットならではの魅力です。気に入らなければいつでも自分から退室できる自由もあります。

女の子が脱いでくれるって本当？

アダルトチャットと言っても、いきなり「脱げ！」と指示したら女の子の機嫌を損ねて向こうから退室されかねません。また向こうも商売ですから簡単には脱ぎません。じらしにじらして時間を稼ぎます。

そこで重要になるのが会話です。女の子の気分を盛り上げて「脱ぎたい」あるいは「脱いであげよう」という気持ちにさせなければいけません。例えば褒めてあげると大半の女の子は良い気分になるでしょう。その点は現実に女の子を口説く時と同じです。

また女の子に交換条件を提示する方法もあります。双方向ライブチャットは自分の姿が女の子に丸見えなので、「下着を見せるから下着姿になって」のように率先して脱ぐと一緒に脱いでくれる女の子がいるかもしれません。

こんなアダルトチャットに要注意

アダルトチャットを提供する業者は国内外に数多く存在し、料金やシステムも微妙に異なります。破格の値段だったり性器の露出がOKだったりする業者もありますが利用には注意が必要です。

例えば多くの業者はポイント購入という前払い制ですが、後払い制の業者もいます。つい使い過ぎると莫大な金額を請求される恐れがあります。ポイント制でもアダルトチャットが閉鎖すると残った分は使えません。よほどの大手でない限り、その時使う分だけ購入するのが安全です。

また双方向ライブチャットでは自分の映像や音声が流出する恐れがあります。つまり恥ずかしい姿が全世界に公開されてしまうのです。何かトラブルがあった際に業者を特定できるよう、「特定商取引」や「運営者」の情報を掲載しているアダルトチャットを利用した方が無難です。