女性がフィギュアスケート選手に恋をする理由とは?

  • 2019/03/17
  • ライフスタイル・娯楽
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羽生選手で久々に思い出したある感覚

羽生選手で久々に思い出したある感覚
「僕は男性経験のないバイセクシャルだ」この言葉を発したのは、イギリスのミュージシャンで元スウェードのブレット・アンダーソン氏。1990年代のものなのですが、これを目にした私、アントニオ犬助は大いにうなずいたもの。犬助がファンになるのは昔から、デヴィット・ボウイ、シド・バレット、デヴィット・シルビアンなど、中性的で美形の男性ばかり、彼らとなら恋に落ちるのもやぶさかではない。つまりチャンスがないだけで、自身はバイセクシャルだと思っていたのですね。

しかし時はたち犬助も異性と恋をして、結婚して、子どもまでもうけたもの。男性経験のないバイセクシャルなんて世迷いごと、世にいう中二病的なものとして自身の中で処理をしていたのです。そう、羽生結弦選手を見かけるまでは。その時テレビに映っていたのはNHK杯フィギュア、他の選手と明らかにレベルが違う演技や身のこなしに、犬助は我を忘れて見入ってしまった。男性経験のないバイセクシャルという気分が、数10年ぶりに蘇ってきたのです。

 

彼女たちは、中性的な魅力にひかれるのだ

ということで、羽生選手らフィギュアスケート選手が、女性から高い人気を得ている理由の最大のものは中性的な魅力でしょう。美しさを競うという特異なスポーツだけに、他のアスリートたちとは違いが際立つ。立ち姿、身のこなしから洗練されています。加えて室内スポーツだからでしょう、彼らはそろって色白で清潔感がありますし、競技の特質として細身の体型が求められる、結果、中性的な魅力をたたえていくのです。

また中性的だからこそ、時折見せる男性的な側面とのコントラストが際立つのも大きな魅力。例えば、チラリと見えた羽生選手の腹筋にどれだけ多くのファンがため息を漏らしたことか。はい、犬助もその一瞬に思わず目を奪われた一人です。

 

多くの選手のキャラが立っている魅力

そして羽生選手をきっかけにフィギュアスケートを観戦し出すと、気がつくんですよね。他の選手も負けず劣らず魅力的であるということに。自己表現が重要なフィギュアスケートだからか、競技者のキャラクターが揃って立っているというのも、女性を夢中にさせる理由です。例えば羽生選手とコントラストを成す、宇野昌磨選手のキャラクター。羽生選手が優等生でお兄さんキャラとするなら、さしずめ宇野選手は弟キャラ。つぶらな瞳といい、人見知りな性格といい、何とも母性本能をくすぐるのです。

そして昨年、32歳にして現役復帰を決めた高橋大輔選手。3大会連続でのオリンピック出場、バンクーバー大会では銅メダルを獲得するなど、男子フィギュア界の開拓者なのですが、彼の魅力は美しさに加えて力強さ。どちらかというとオラ付き系、エグザイル系なベクトルを持っているもの。こちらでくすぐられるのは母性本能とは別のツボ、男性が持つ父性にひかれる女性も多いものです。

加えて現役引退以降、ますますキャラが立ちまくっている織田信成氏。彼も男子フィギュア界を牽引してきた存在なのは間違いないのですが、涙もろいとか、織田信長の末裔とか、変顔が得意とか、お笑い系もいけるとか引退後の存在感の大きいこと。彼の存在も、現在のフィギュア人気の要因の一つとなっています。

 

女性を引き込む、フィギュアの巧みな構造

つまり、多くの女性がフィギュアスケーターに恋をしてしまう理由とは、競技自体が中性的な魅力をたたえているところ。加えて、選手それぞれの個性が立っているところにあるのです。それは美形が揃いながらも、あるキャラは優等生系であったり、別のキャラは弟系であったり、またあるキャラはちょっと不良っぽかったりと、それぞれの個性が全方位で女性たちを取り込む仕組みになっているのです。

フィギュアスケートには、少し前ならば「テニスの王子様」、今の流行りなら「刀剣乱舞」などと、共通する魅力があると見ているのですが、いかがでしょうか。

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アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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