こんなに違った!メジャーリーグと日本のプロ野球の違いを紹介

  • 2019/01/03
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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実は色々な面で違いが…

実は色々な面で違いが…
野球好きの方は、日本のプロ野球だけでなく、メジャーリーグにも注目している方が多いのではないでしょう。2018年は大谷翔平選手が新人賞を受賞するほどの活躍をしており、メジャーリーグの注目度が高まっています。

一見すると、メジャーリーグと日本のプロ野球は、すべて同じように見えます。しかし、実は色々な面で違いがあるのです。「こんな違いがあるの?」とビックリするような違いもあるため、今回はメジャーリーグと日本のプロ野球の違いを紹介していきます。

 

実はルールが違う

<ストライクゾーンが違う>
メジャーリーグと日本のプロ野球の違いで驚くのが、ストライクゾーンの違いです。採用されているルールは同じなのですが、実際に適用されているストライクゾーンが違います。

実は、メジャーリーグのストライクゾーンは、外側(アウトコース)に広い傾向があるのです。また、低めもストライクゾーンが広めとなっています。これは、言わばメジャーリーグの暗黙のルールとなっているのです。

ストライクゾーンが違うため、メジャーリーグに移籍した日本人投手は、最初のうちは苦労しやすい傾向があります。ちなみに、メジャーリーグが外側や低めにストライクゾーンが広い理由は、「積極的にスイングしてもらうため」「危険球を防止するため」とのことです。

<延長の扱いが違う>
メジャーリーグと日本のプロ野球のルールの違いと言えば、延長の扱い方が違います。日本のプロ野球では、延長12回で引き分けとなります。しかし、メジャーリーグの場合は、引き分けとはなりません。

メジャーリーグで延長となった場合、決着がつくまで試合は続行されます。また、あまりにも長引いたり降雨などによって続行不能となったりした場合には、「サスペンデッドゲーム」として後日に中断前の時点から再開するのです。

 

ボールが違う

驚きのメジャーリーグと日本のプロ野球の違いが、ボールの違いです。実は、公認野球規則では、サイズと重さには幅が設けられています。そのため、採用しているボールが、メジャーリーグと日本のプロ野球では違うのです。

メジャーリーグのボールのサイズは、約23.5㎝に対して、日本のプロ野球のボールは約22.9㎝となっています。重さも、メジャーリーグは約148.8gに対して、日本のプロ野球のボールは約141.7gです。

サイズ・重さ以外にも、質感や縫い目にも違いがあるとされています。日本人投手がメジャーリーグに移籍する場合、ボールの違いにも上手く対応しないといけないのです。

 

考え方が違う

<先発投手の役割>
メジャーリーグと日本のプロ野球では、考え方も大きく違います。大きな違いの1つが、先発投手の役割です。日本では、100球を超えても投げる先発投手が多くおり、完投するのも珍しくありません。

しかし、メジャーリーグでは完投することはまずありません。なぜなら、先発投手は100球前後しか投げず、完投することは考えていないのです。メジャーリーグでは肩を大事に扱っており、完投してもあまり評価はされないのです。

<連続出場と休養>
連続出場についても考え方が違います。日本のプロ野球では、連続出場記録を大事にする傾向があります。しかし、メジャーリーグでは、連続出場記録にこだわりを持つケースはほとんどありません。

メジャーリーグは、移動距離も長くてタフなシーズンを送ります。そのため、どれほど優秀な選手でも、休養を与えられます。そのため、メジャーリーグの選手は、ほとんどが連続出場記録にこだわりを持っていないのです。

 

細かい部分で色々な違いが!

今回は、メジャーリーグと日本のプロ野球の違いを紹介してきました。これ以外にも、ドラフトの制度が違ったり、採用されている理論や戦術が違ったりします。

同じ野球ですが、メジャーリーグと日本のプロ野球では細かい部分で違いがたくさんあるのです。そのような違いも含めて、メジャーリーグと日本のプロ野球どちらも楽しんでみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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