箱根駅伝の魅力って?
- 2018/12/30
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箱根とは青春であり、人生である
「あれって、関東ローカルの大会なんだぜ」こんな風に聞かされて驚いたのは、今は昔。
そんなことは関係なくなるぐらい、毎年、異様な盛り上がりを見せるのは「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」。今年も1月2日、3日にわたって開催されますから、今から楽しみにしていらっしゃる方も多いことでしょう。
そんな人に「箱根駅伝の魅力は?」と聞くと、最も多く返ってくるのは「ドラマチックだから」という答え。全区間が20km以上という過酷なコースなだけに、大逆転やアクシデントなども起こりがち、展開に飽きることがないというのです。
また、これまた多いのが「習慣になっているから」という答え。何しろ1920年に開始され、次回で95回を数える大会。1987年からテレビ中継もおこなわれていますから、新年といえばテレビで箱根駅伝というご家庭も多いもの。毎年、30%近い視聴率を叩き出す人気コンテンツです。
そして「感情移入しやすい」というのも箱根駅伝の魅力。たすきをつなぐという連帯感、チーム一丸となってランナーを支えているというムード、これらは「青春」とか「人生」といったものを重ね合わせやすいもの、つい熱くなっちゃうんですよね。
格別の強さを持つ、青山学院を堪能しよう
加えて、今回ならではの魅力として「青学の強さを堪能する」をあげることができます。
大会5連覇に加えて、史上初となる2回目の三大大学駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)制覇が目前となっている青山学院大学。下馬評では優勝に死角なしといわれているのです。
青学の強さの理由とは、圧倒的な選手層の厚さ。強いから、有力選手が青学に集まる。より強くなるから、より集まるというという好循環がおきています。
また、駅伝に求められる連帯感の強さも青学が特別な理由。全部員が寮生活をおくっているのは出場大学中、青学だけ。しかも寮母を務めているのは、監督である原晋氏の奥さんという環境ですから、正に365日「駅伝漬け」。全国から集まった有力選手が、こんな環境でもまれていたら、そりゃあ強くなって当然というものです。
箱根ならではの、番狂わせにも期待しよう
そして、選手以上に駅伝漬けになっているのが原監督。何しろ監督を始めて10年以上、365日、区間配置について考えているという人物。この人に率いられているのですから青学は強い。今年の箱根駅伝は、それを堪能することにしましょう
もちろん、その裏で大番狂わせを楽しみにするのも箱根駅伝ならでは。出雲駅伝や全日本大学駅伝で青学と競った東海大、東洋大の健闘を期待するのも大アリなのです。
インターネットの活用で、より楽しみが増す
そんな魅力的な箱根駅伝なのですが、往・復路ともに長丁場。どうしても、何かををしながらという観戦スタイルになってしまいがちなのですが、インターネットが広まった現代ならではの楽しみ方といえば、掲示板やTwitterなどを眺めながらというもの。
毎年、某巨大掲示板における、箱根駅伝の実況スレッドは大盛況。ただ盛り上がりを楽しむもよし、玄人はだしの書き込みを眺めるもよしでしょう。また、箱根駅伝のハッシュタグで検索をかけると、山ほどツイートを目にできるもの。ご自身も書き込んでみたり、つぶやいてみたりすると、また別な箱根駅伝の魅力に気がつくことができるかもしれません。
ちなみに自称「箱根駅伝通」の友人にいわせると、山登りの5区を走る、青学の竹石尚人選手こそが今回ならではの魅力だとか。学校はもちろん、一人の選手に注目するというのも楽しみ方の一つですね。