今さら聞けない!サッカーのレンタル移籍って何なの?
- 2018/11/12
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サッカーにはレンタル移籍がある!
サッカーには、「レンタル移籍」という制度があります。あまりサッカーを詳しくないオヤジや最近サッカーを好きになったオヤジからすれば、レンタル移籍とはどんな移籍なのか疑問になると思います。
実は、レンタル移籍はクラブや選手にとってメリットがある移籍です。今回は、レンタル移籍とはどんな移籍であり、どんなメリットがあるのかをメインに紹介していきます。
サッカーのレンタル移籍とは?
レンタル移籍とは、移籍金を支払わずに移籍できる方法です。完全移籍をする場合、移籍する際に、選手を獲得するクラブは、前に所属していたクラブに移籍金(違約金)を支払う必要があります。しかし、レンタル移籍なら移籍金を支払う必要がないのです。
また、レンタル移籍は期限が決まっており、その期間はレンタル先でプレーすることになります。ちなみに、よく「期限付き移籍」という言葉も耳にしますが、これはレンタル移籍と同意義です。
レンタル移籍には3つのタイプが存在!
サッカーのレンタル移籍には、大きく分けて3つのタイプがあります。それは「有償レンタル」「無償レンタル」「育成型・短期レンタル」の3種類です。それぞれ、下記の特徴があります。
<有償レンタル>
有償レンタルとは、移籍先のクラブが選手の給与などレンタル料を支払うタイプです。このタイプは、買取オプションを付けているケースが多いです。買取オプションとは、追加の移籍金を支払うことで、完全移籍に変更することができるオプションのことを指しています。
<無償レンタル>
無償レンタルとは、文字通り移籍先のクラブがレンタル料を支払う必要がないタイプです。大手クラブが下部カテゴリーのクラブに対して、選手を無償レンタルするケースが多いです。無償なの移籍先のクラブに金銭的な負担はないものの、出場時間やプレーするポジションなどを強制することがあります。
<育成型・短期レンタル>
育成型・短期レンタルとは、数週間~数ヶ月の短い期間のレンタル移籍となっています。通常、レンタル移籍は半年や1年間などの長期間です。しかし、このタイプはそれよりも圧倒的短い期間となっています。
レンタル移籍のメリット
<クラブ側のメリット>
レンタル移籍のメリットは、移籍金なしで選手を獲得できることです。資金力のないクラブからすれば、移籍金なしで選手を獲得できるのは大きなメリットとなります。
また、育成の機会を作ることができるのもクラブ側のメリットです。試合に出場できる人数は決まっており、出場機会に恵まれない選手も出てきます。そこで、レンタル移籍に出すことにより、試合に出場して経験を積むことにより、育成につなげることができるのです。
<選手側のメリット>
選手側にもレンタル移籍のメリットがあります。レンタル移籍をすることで、選手は出場機会を増やすチャンスがあります。出場機会が増えれば、経験を積むことができ、さらにアピールすることが可能です。
アピールすることができれば、さらなるステップアップまで目指すことができます。そのため、レンタル移籍は選手にとってもメリットがあるのです。
日本人選手もレンタル移籍をしている!
今回は、サッカーのレンタル移籍について紹介してきました。サッカーのレンタル移籍は、クラブや選手にとってメリットがあります。出場機会に恵まれない選手がレンタル移籍をすることにより、アピールしたり成長したりすることができるのです。
ちなみに、海外で活躍している日本人選手もレンタル移籍をしています。浅野拓磨選手は、2016年にアーセナルに完全移籍するも、その後レンタル移籍に出されています。そして現在も、ブンデスリーガ1部のハノーファー96に所属しているのです。ぜひ、浅野拓磨選手にはレンタル移籍先で活躍し、アーセナルでもプレーしてほしいものです。