野球選手の手袋は3種類もある!なぜ手袋を使用するの?
- 2018/10/31
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野球選手と手袋!
プロ野球を見ていると、選手のほとんどが手袋を使用していることがわかります。バッターはもちろん、出塁した際や守備のときにもグローブの下に着けています。
野球に興味があるオヤジなら、なぜ野球選手は手袋を使用しているのか気になるはずです。そこで今回は、野球選手がなぜ手袋を使用しるのかを中心に紹介していきます。
野球選手が使用する手袋の種類!
野球選手が使用する手袋の種類は、大きく分けて3つあります。バッティンググローブ(打撃用)・守備用・走塁用の3種類です。
実は、バッティングの際に使用している手袋と走塁のときに使用している手袋は違うのです。もちろん、守備で使用している手袋も違います。それぞれの手袋には、使用する理由が存在しているのです。
野球選手はなぜ手袋を使用するの?
<バッティングの際に使用する理由>
バッティングで手袋を使用する理由は、大きく分けて2つです。まず、バットをしっかりと握るためです。素手でスイングすると、滑ってしまうことがあります。とくに、プロ野球は木製バットを使用するため、滑りやすい傾向にあります。
その点、バッティンググローブを使用すれば、グリップ力が上がるためバットが握りやすいのです。バットが握りやすいことで、安定したバッティングにつなげることができます。
また、保護的な目的もあります。バットを振れば、マメができてしまうことがあります。バッティンググローブを使用していれば、マメができるリスクを減らすことができるのです。さらに、死球などの際に指をガードするという意味で、保護していると捉えることができます。
<走塁の際に使用する理由>
意外に思うかもしれませんが、走塁用の手袋も存在します。走塁の際に手袋を使用する理由は、怪我のリスクを下げるためです。走塁時は、怪我をする可能性が多くあります。スライディングした際やクロスプレーなどでは、手を踏まれる危険もあるのです。
走塁用の手袋は、硬い補強パッドが手のひら・手の甲に入っています。そのため、もし接触があったり踏まれたりした場合でも、大怪我になるリスクを下げることができるのです。
<守備の際に使用する理由>
守備のときには、グローブの下に守備用手袋をする選手が多くいます。この理由は、2つあります。まずは、衝撃を緩和するためです。手袋を付けておくことで、捕球した際に衝撃を緩和してくれるのです。
また、汗対策として手袋を使用する選手もいます。グローブを着けていると蒸れて汗をかきます。汗をかいていると、捕球しにくくなったり、汗をグローブが吸収したりしてしまうのです。そこで、汗を吸収するために、守備用手袋を利用する選手も多いのです。
なぜ走塁のときに手袋を握るの?
プロ野球を見ていると、走塁の際に手袋を使用するのではなく、手袋を握っている選手もいます。野球好きのオヤジでも、「なぜ?」と思うかもしれません。
実は、これも怪我予防のためです。手袋を握ることによって、自然と手を丸めることになり、指先を包み込みます。そうすれば、スライディングをした際に、手を付いたとしても突き指をしたり、手首を怪我したりするリスクを抑えることができるのです。
野球を見るときには手袋にも注目!
今回は、野球選手が使用している手袋について紹介してきました。野球選手は、バッティング用と走塁用、守備用の3種類の手袋があります。もちろん、使用するのかは選手次第なのですが、それらの手袋にも理由があります。
また、走塁の際に手袋を握っているのは、怪我予防のためです。プロ野球選手が手袋を使用しているのは、カッコつけるためではないのです。ぜひ、プロ野球を見るときには、手袋にも注目してみてください。