プロ野球の折れたバットやファールボールってどうなるの?
- 2018/10/08
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折れたバットやファールボールの存在!
プロ野球の試合を観戦していると、意外とバットが折れることがあります。プロ野球のバットは木製のため、折れてしまっても仕方がありません。オヤジとしては、折れたバットがどうなるのか気になるのではないでしょうか。
また、プロ野球と言えば、ファールボールの扱いも気になりませんか。もらえるのか、それとも回収されてしまうのか気になります。そこで今回は、プロ野球の折れたバットやファールボールの行方について紹介していきたいと思います。
折れたバットはどうなるの?
単刀直入に言えば、折れたバットは再利用されています。折れてしまったバットは、回収されてリサイクルされているのです。日本プロ野球選手会のパートナー企業である「兵左衛門」という箸メーカーが、バットを再利用して商品化しています。
「折れたバットから作ったシリーズ」として、折れたバットを使用したお箸やスプーン・フォーク、印鑑など様々な商品が販売されています。このシリーズは、「兵左衛門」オンラインショップにて購入することが可能です。また、日本プロ野球選手会によるファンコミュニケーションイベントなどでも、販売されることがあるため要チェックです。
ファールボールはどうなるの?
プロ野球を現地で内野観戦していると、ファールボールが飛んでくることがあります。もし、ファールボールをキャッチした場合、どうなるのか気になるオヤジが多いことでしょう。実は、プロ野球の一軍公式戦の場合、ファールボールはどの球場でも持ち帰ることができます。
なかなか、自分のところにファールボールが飛んできて、しかもキャッチできることは少ないと思いますが、キャッチできれば持ち帰ることができるので良い思い出になることでしょう。
ちなみに、ファールボール同様にホームランボールも基本的にもらうことができます。ただし、メモリアルアーチなどの場合には、選手の希望があれば回収されるようになっているとのことです。
ファールボールで怪我をした場合の責任は?
観戦していてファールボールが自分めがけて飛んで来たら、意外と怖いものです。目を離すとボールに当たって怪我をしてしまうケースもあります。そこで気になるのが、ファールボールによる怪我は誰の責任になるのかです。
ファールボールによる怪我は、基本的に観客の自己責任となっています。観客側に注意義務があるとのことです。そのため、「ファールボールにご注意ください」とアナウンスが流れたときには、しっかりと注意してボールで怪我をしないようにしましょう。
ただし例外も…
基本的には、ファールボールによる怪我は自己責任なのですが、例外的に球団側の責任になったこともあります。2010年8月の札幌ドームでの一戦で、ファールボールが女性の顔面を直撃して右目の視力を失明する事故がありました。
女性は、日本ハムや札幌ドームを管理する札幌市などを訴え、最終的には日本ハムが3300万円の損害賠償金を支払うことで決着がついたのです。
例外的に球団側が責任を負うことになった理由は、女性は日本ハムによる企画の一環で小学生を招待された際の保護者として付き添っていたのですが、野球についての知識に乏しい女性に対して危険性を十分に告知しておらず、安全な配慮がされていなかったからとのことです。
とは言え、これは例外的なものであり、基本的には自己責任になります。そのため、自分の身はしっかりと守りましょう。
折れたバットやファールボールのその後!
折れたバットについては、再利用されていました。資源を大事にする現代社会において、やはり折れたバットを廃棄することはないようです。また、ファールボールは持ち帰ることができます。
ただし、怪我をした場合には、基本的に自己責任になるので、あまりファールボールに取ることに躍起にならないようにしましょう。ぜひ、現地プロ野球観戦を楽しんでみてください。