残留?移籍?2018年FA権保持選手を紹介
- 2018/10/07
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今年のFA事情は?
権利を行使した選手が、他球団と自由に交渉できるFA制度。
残留かそれとも移籍か、毎年のようにストーブリーグの話題となっています。
ここでは2018年時点でFA権を保持しており、かつ前年までに球団と複数年契約を結んでいないと見られる選手をご紹介します。
広島東洋カープ
丸佳浩 松山竜平
広島は強打者2人が取得。
特に丸選手はリーグを代表するバッターであり、どのチームに行ってもクリーンアップを張れる選手。
仮に宣言することになれば、大争奪戦となるのは確実。
松山選手も得点力不足のチームにとっては魅力的な選手です。
東京ヤクルトスワローズ
村中恭兵 三輪正義
前年最下位から躍進したヤクルトスワローズ。
そんなヤクルトからは村中選手と三輪選手が権利を取得している見みられます。
ただ2人とも今シーズンの成績が振るわず、移籍となる可能性は低そうです。
読売ジャイアンツ
澤村拓一
巨人では澤村選手が初取得。
防御率は4点台ながら、50試合に登板したタフネスさは魅力。
ただ年俸が高額で補償も発生することから、仮に宣言しても手を挙げる球団があるかは微妙な所です。
残留の可能性が高いのではないでしょうか。
阪神タイガース
能見篤史 岩田稔 メッセンジャー 上本博紀
外国人ながら権利を取得するまでになったメッセンジャー選手は、来年からその外国人枠が外れます。
ただ本人は、阪神でキャリアを終えたいとすでにコメントしています。
上本選手は今年は故障離脱をしましたが、補償が発生しないCランクの可能性があり手を挙げる球団もありそう。
中日ドラゴンズ
吉見一起 堂上直倫 工藤陸人
中日では、5年連続二桁勝利の実績を持つ吉見選手がFA権を取得。
かつてと比べると近年の成績は落ち込んでる吉見選手ですが、その実績は抜群。
ただ吉見選手本人は行使を考えていないことをシーズン中に明言しています。
埼玉西武ライオンズ
炭谷銀仁朗 浅村栄斗
優勝した西武では、主軸の浅村選手が取得。
セカンドというポジションからも、宣言すれば争奪戦になるのは必至です。
また炭谷選手は森選手の成長もあって出場機会が減っており、出番を求めてということもあるのかもしれません。
福岡ソフトバンクホークス
中田賢一 寺原隼人
中田選手と寺原選手が権利を持っているソフトバンクホークス。
12球団中平均年俸が最も高いソフトバンク。
そのため、8,500万円と報道されている中田選手もCランクと見られています。
北海道日本ハムファイターズ
中田翔 田中賢介
昨年は権利を行使せず、残留を選んだ中田選手。
今年は昨年よりも成績が上がっているだけに、動きにも変化があるのかもしれません。
メジャーでもプレーした田中選手はシーズン中に「ファイターズで最後までやりたい」ことを宣言しています。
そのため移籍を選ぶことはまずないでしょう。
オリックス・バファローズ
西勇輝 山崎勝巳
オリックスでは主力投手の西選手が取得。
すでに権利を決意したという報道もあり、事実であれば争奪戦が予想されます。
先発として十分な実績がありながらまだ20代というのも魅力。
もちろんオリックスも、全力で引き留めを行うでしょう。
千葉ロッテマリーンズ
大谷智久 清田育宏 角中勝也
ロッテではアベレージヒッターの角中選手が取得。
ここ2年は3割に届いていませんが、首位打者を2度獲得した実績を持つ角中選手。
ロッテからすれば是が非でも引き留めたい選手でしょう。
宣言したら
上記に挙げた選手の内、仮に行使をすれば特に人気になりそうなのが丸選手・浅村選手・西選手。
また松山選手・メッセンジャー選手・中田翔選手も手を挙げる球団が現れる可能性は高そうです。
果たしてオフにはどの選手が権利を行使するのか。
毎年誰かしらは移籍をしていることから、今年もそうなる可能性は高いでしょう。
またBランク以上の選手の移籍があれば、今度は補償選手を巡る駆け引きも行われます。
さらにドラフトや外国人、トライアウトなどフロントの動きはこれからどんどん活発化していきます。
ペナントレースが終わっても、野球の季節はまだまだ続きそうです。