東京オリンピックのボランティアが足りないってどれくらいのスキルが必要なのか?

  • 2018/09/01
  • ライフスタイル・娯楽
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東京オリンピックのボランティア事情

この春に、東京オリンピックのボランティア募集に関するニュースが流れたとき、フ~ンと思ったオヤジもいれば、やりたいと思ったオヤジもいたことでしょう。数ある反応の中には、こんなの集まるのかね? というものも少なくなかったようです。

そう思わせた理由として、あまりにも? 都合のよい条件があります。たとえば、1日8時間とか、10日以上の活動といった、社会生活を送る人間には高いハードルでした。有償ボランティアでも難しいのではないかという条件ですが、東京オリンピックでは「もちろん」無償ボランティアであり、交通費も宿泊費もでません。

東京オリンピックのボランティア事情

全部で11万人を募集ということでしたが、そもそも、ただでさえ宿泊先の確保が困難になるのではないかと懸念されているオリンピック期間に、自腹で宿を確保するって、無理ゲーと思われてもしかたありません。近場の人ばかりじゃあるまいし、宿がなければ新幹線や飛行機で通勤するの?

どうも「おもてなしに参加できるのだからいいじゃないか」という無意識の意識があるのではないか? と勘繰られても文句はいえないのではという有様です。それはいい過ぎだとしても、ボランティア参加のメリットについての説明が、デメリットを打破できるものかどうかは判断が分かれるところでしょう。

そして、7月24日になって、ボランティア募集の公式サイトが開設されました。これは、組織委員会のもので、大会ボランティア8万人の募集に関するものです。東京都は別で都市ボランティアを3万人募集することになっており、合わせると春に公表された11万人となります。このサイトによれば、大会ボランティアの募集開始は9月の中旬になるそうです。

ちなみに、大会ボランティアと都市ボランティアの違いは、大会施設での案内も含めた運営に関わる業務か、それ以外の場所での案内を主とする業務の違いだと思っておけばよさそうです。

東京オリンピックのボランティア事情

 

具体的なボランティアの内容

・オリンピック・パラリンピックともに10日以上の活動で、両方する場合は20日以上。
・1日8時間程度の活動で、休憩時間を含む。

やはり、春の話はそのまま残っているようです。連続活動は5日以内とはいえ、短期間内に最低10日、フルタイムで無償ボランティアを行える人は限られるでしょう。普通の会社員にはかなり無理っぽいですね。それなら、少ない日数の競技や会場を狙えばいいんじゃないの? とおもったオヤジ! そこは組織委員会も考えているようで、公式サイトのよくある質問に載っています。その他の活動を用意されることがあると。

ただ、シフトの都合で10日に満たないことはあり得るそうです。あくまで、シフトの都合によるもので、10日間の活動は考えておくべきということでしょう。

東京2020のボランティアに求められている最大のスキルとは、合計10日間、1日8時間程度の活動時間を捻出するスキルであり、宿泊と交通を賄えるスキルなのかもしれません。

その他のスキルも見ておきましょう。
・英語…できなくてもよい
・年齢…スキルではありませんが、2002年4月1日以前の生まれであること
・資格…移動サポートの一部には普通運転免許が必要

さて、ボランティに参加する場合、2時間程度のオリエンテーションと3時間から4時間程度の共通研修といった研修への参加も必要です。

具体的なボランティアの内容

年齢条件に合致する、日本国籍か日本の在留資格を持っている人すべてが対象となっているため、8万人の大会ボランティアを集めることは難しくないかもしれません。単純に18歳以上の人口を考えれば、9000万人以上はいるでしょうし。しかし、学生を除いて活動の中核を担うに相応しい世代にとっては、参加が厳しい条件であることも事実でしょう。

とはいえ、こうした活動条件を設定しなければならない事情もあったのでしょう。部外者のオヤジとしては、あと2年、失敗でしたとならないように願うしかありません。

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