オヤジにもできるライフル射撃が今話題らしい!
- 2018/07/23
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一般人でもライフル射撃ができる
オリンピック種目にもなっているのに、自分もやってみよう!という人が少ないスポーツはいろいろあります。その中でも、ライフル射撃は参入者が少ない競技だといえるでしょう。ただ、いまからでは2020東京オリンピックへ向けた代表争いに食い込むには、時間がたりないかもしれません。
ここで、え?一般人でもライフル射撃できるの?
と疑問を持つ人も多いでしょう。銃を扱う競技といえば、自衛隊員や警察官でなければ活躍できない競技というイメージが強いからかも。
たしかに、普通の日本人が「銃」を撃つという機会はまずありません。猟銃を撃つ人はいますが、銃といえば国防か治安というのが日本人の日常です。
さて、ライフル射撃ですが、使用する銃は競技用の銃であり、当たり前ですが、なんでも使用できるわけではありません。近年では、弾を使わないビームライフルなどの出現で、競技へ参入するハードルが下がりつつあります。
とはいえ、オリンピックで使用されるスモールボアやエアライフルなどは、銃刀法による規制の対象であり、所持するためには都道府県公安委員会(実務的には警察)の許可を得る必要があります。しかも、日本ライフル射撃協会の推薦状が必須です。
公安委員会の許可を得ないと銃が買えないというのが、新規参入のハードルになっているというオヤジもいるかもしれませんが、それ以上に、銃が高い点は要注意です。初期投資が必要なスポーツは少なくないですが、ライフル射撃は、銃を買うのに数十万円規模の費用を想定しておく必要があります。
新品を買うだけのお金がないという場合は、中古品を買う手もあります。しかし、中古品は品質の面でおすすめできないとの声もあり、できれば新品の銃を買った方がよさそうです。
ライフル射撃は老若男女で
さて、ライフル射撃の競技内容ですが、競技用の銃を使って前方の的を撃ちぬくという至ってシンプルなものです。冬季オリンピックには「バイアスロン」といってクロスカントリースキーとの組み合わせによる激しい動きのある競技もあります。しかし、ライフル射撃単体では、その場で撃つだけですので走る必要も滑る必要もありません。
したがって、子どもから老人まで、男女問わず誰でもできるスポーツといえます。ただし、集中力だけでなく、長丁場であることから体力を要する種目も存在しています。それでも、走ったり滑ったりするよりは参加者の制限が少ないといえます。
ちなみに、オリンピックでは50mライフル、10mエアライフル、25mラピッドファイアピストルなど10mから50mの距離で射撃の腕前を競います。また、2020東京オリンピックでは、初の種目となる「10mエアライフルミックスチーム」を見ることができます。
この10mエアライフルミックスチームは、男女ペアのチーム戦で、各40発の立射を行います。2018年からはじまった種目で、今後の発展に期待が持てます。
ライフル射撃の競技人口は、国内で約1万人程度とされており、必ずしも少ないとはいえない人数ではあります。しかし、競技の性質上、子どもの頃からやっていないと活躍するレベルに達しないというスポーツではありません。
経済的にも銃を買える年代となった、オヤジ世代にピッタリの競技だといえるのではないでしょうか。
「そうはいっても銃を扱うのは尻込みしてしまう」そんなあなたには、ビームライフルよりも簡単にはじめられる「デジタル射撃」がピッタリです。
デジタル射撃なら、弾丸ではなく赤外線レーザーによる信号のやり取りで着弾位置を検出します。実弾に比べて安全であることは間違いありません。
まずは、デジタル射撃からはじめて、エアライフルやライフル、ピストルなどへとステップアップし、2024年のオリンピックを狙ってみてはいかがでしょうか。