米国の4大プロスポーツで一番盛り上がっているのは〇〇なのは常識だ!

  • 2018/06/17
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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FIFAワールドカップが世界最大なら、全米最大は何か?

FIFAワールドカップが世界最大なら、全米最大は何か?

強豪国の相次ぐ予選での敗退、日本国内に限るならば直前になっての監督の解任劇や、代わり映えしない代表メンバー。盛り上がりに今一つ欠けている、今回のFIFAワールドカップ……世界最大のスポーツイベントなのに残念なことなのです。
これは、予選で敗退してしまったアメリカに目を向けても同じこと。というか、アメリカでは元々サッカー人気は低く、2017年の調査ではサッカー観戦が好きと回答した人は全体の8%に過ぎないという結果が出ています。もっとも、アイスホッケーの4%、野球の10%、バスケットボールの11%から考えればサッカーも充分、健闘しているともいえるのですが。

さて、その調査で実に37%という圧倒的な数字を叩き出したのがアメリカンフットボール。
MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)、NFL(アメフト)という、北米にある4つのプロスポーツリーグを指して、4大プロスポーツと呼んだりするのですが、中でもダントツの人気を誇るのがNFLであるというのが理解できます。

なにしろ、NFLの年間全米チャンピオンチームを決める「スーパーボウル」の視聴率は40%超、アメリカ国内だけでも実に1億人が視聴するという、スーパーイベントとなっているのです。

 

テレビとともに発展してきたのがNFLである

テレビとともに発展してきたのがNFLである

そこまでNFLが人気ならば、さぞかしアメリカ人の多くがアメフトをプレイしたことがあるんだろうな? と思うかもしれませんが、実はそうではありません。アメリカで最も競技人口が多いスポーツはバスケットボールの約3,000万人、アメフトは1,700万人ですからランキングでは4位に過ぎないのです。

にも関わらず、なぜそこまでNFLが人気なのか?
というと、見るために特化しているスポーツだから。身長2m、体重100kgという男たちがドッカンドッカンぶつかり合って、得点がガンガン入るから。
こんなエンターテイメント性の高さが、アメフトがダントツの人気を誇る理由でしょう。

加えて、そんな魅力がテレビでも伝わるように様々な試みを繰り返してきたのもNFLで特筆すべきこと。リプレイ映像をスローモーションで再生する、別のアングルから再生する、カッコいいナレーションを入れる……これらは全て、NFLが最初に試みたこと。
見て楽しむことに特化させたるために取り組んできたことです。

また、アメフトの試合自体がテレビ放送に向くように作られている点も大きいもの。
1クオーター=15分を2回やってハーフタイム、また1クオーター、15分を2回というのは間にCMを挟むのにも最適。様々な演出がおこなわれるハーフタイムショーは、アメフトに興味がない人をも引き込む工夫がなされているもの。

中でもスーパーボウルのハーフタイムショーは毎年、トップアーティストが出演。日本でも大きな話題になるのは、ご存知の通りです。

 

リーグ自体も面白くするための工夫を凝らしている

特定のチームが強くなる!!ファンにとってはたまりませんが、それ以外のファンにとっては白けるだけ。少し前の日本のプロ野球がそうだったように「チームの強さ=チームの財力」という状況はリーグ全体にとって、あまり好ましくはないものです。

そんな事態におちいらないよう、様々な制度を設けてきたのがNFL。
選手の年俸の合計金額の上限を設ける「サラリーキャップ」、前シーズンの下位チームから順にドラフトで指名できる「完全ウェイバー制」、リーグ利益を各チームに均等に分配する「レベニュー・シェアリング」、これらの制度でチーム間の力の格差が開き過ぎないようにしてきました。シーズンの前には、どのチームのファンも平等に希望が持てるNFL。
なかなか考えられた仕組みを持っていると思うのです。

そして1チーム当たり年間で16試合、ポストシーズンを入れても最大20試合しかおこなわれないという試合数の少なさが、ビッグイベント感とプレミア感に拍車をかけます。
「今日は試合があるから」と仕事を早上がりする。これが年間160試合以上あるMLBでやったならばバカ野郎ですが、NFLでやったなら許されそうでしょ?
そして実際に、スーパーボウルが開催される日曜日は「スーパーボウル・サンデー」と呼ばれ、誰も仕事をしませんからアメリカでは事実上の祝日と化しています。

 

NFLを補完するNCAAという存在

NFLを補完するNCAAという存在

まず、大男がぶつかり合うという迫力がよい。
テレビというメディアとうまく付き合い、メディア映えする方法を考えてきたから。
試合が面白くなるように、リーグ自体も工夫しているから。

以上3点がNFL、アメリカンフットボールがアメリカで一番の盛り上がりを見せている理由なのです。
加えて大学リーグ(NCAA)も経済規模ではMLBと肩を並べるぐらいの盛り上がりを見せていますから、NFLのチームが存在しない州でも地元のNCAAチームを応援する。そこで活躍した選手がNFLに移り……といった循環で盛り上がるという点も忘れてはいけません。

「アイシールド21」何ていう人気マンガも登場し、日本でも盛り上がりを見せつつあったアメリカンフットボール……どっかの名門大学が冷水をぶっかけてしまったのが、残念でならないのです。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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