サッカー元日本代表三浦カズの存在! 世界的に見てもすごすぎる!

  • 2018/02/24
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あらためてカズの偉大さを顧みる

あらためてカズの偉大さを顧みる
2018年もサッカーJ2横浜FCとの契約が更新されたキング・カズこと三浦知良は、今年51歳になります。
野球でも考えづらい年齢でサッカー選手としてのプロ契約をできる人は、世界中のどこにもいないのです。
40代でGK以外のフィールドプレーヤーを続けている選手でも稀な存在なのです。
そんなカズを知ることで自分を見直す機会にしてみましょう。

 

カズのキャリア

カズのキャリア
・サッカー界のチャレンジャー
カズは1967年2月26日、静岡県で生まれ、1982年、高校1年生でブラジルに単身でサッカー修行に渡ります。
ブラジルで1986年、サントスFCとプロ契約をしたのがキャリアの始まりとなりました。
当時「日本人なのにサッカーが上手い」とブラジル人を驚かすプレイも見せています。
1990年に日本のワールドカップ初出場のために日本に戻り読売クラブに所属しました。
当初は思うようには活躍できなかったものの1992年のJリーグカップで優勝しMVPになり、同年の年間最優秀選手賞にも輝きました。
翌1993年に開幕したJリーグでヴェルディ川崎のエースとして参加、アジア年間最優秀選手賞にも輝きました。
これまでのサッカー選手には見られなかったカズダンスと言われる派手なゴールパフォーマンスが、サッカー人気にも貢献していました。
同年のアメリカワールドカップ予選では、ドーハの悲劇を体験するも日本のエースとして活躍しました。
1995年にはJリーグ得点王、1997年のフランスワールドカップ予選でも、日本のエースとして27得点を挙げ本大会初出場に貢献しました。
日本代表として89試合に出場し55得点、また1試合6得点の最多得点記録も持っています。

・ピークを過ぎても衰えない
ここまでだったら世界が驚くほどのことでもありません。
カズは30代を迎えてパフォーマンスが衰え0円提示をされた年もあったものの、そのまま引退することもなく現役選手を続けました。
ヴェルディ川崎の他にも京都サンガ、ヴィッセル神戸、海外でもイタリアのジェノア、クロアチアのザグレブ、オーストラリアのシドニーFCと渡り歩いています。
2012年にはフットサルのエスポラーダ北海道に所属、フットサルで日本代表にも呼ばれフットサルワールドカップに出場しています。
2017年シーズンもJ2の横浜FCで12試合に出場、1ゴールを挙げ、これが自身の持つ記録を更新する50歳14日の世界最年長得点記録となっています。

 

フィジカル面メンタル面のすごさ

フィジカル面メンタル面のすごさ
・サッカー選手の寿命の短さと立ち向かう
サッカー選手は、若い選手でもケガには苦しめられることが多々あります。
海外を意識してかボディアタックも年々激しくなり、全治数カ月にも及ぶケガもそう珍しくはありません。
現代サッカーは、FWであっても守備面での要求も高くなりフィジカルへの負担も高くなっています。
このような状況下にあっても、致命的なケガをすることなく選手を続けられているだけでもすごいことなのです。
身体のメンテナンスに相応のケアをしているからこそできる業なのです。
そのためのトレーニングも傍から見れば苦しいだけですが、カズ自身はそれを楽しみながら取り組めているのです。
年齢的に若い選手の数倍の負担がかかるはずのサッカー選手としてのトレーニングを淡々とこなす後姿がすごいのです。

・批判も受け止める
ただ、年齢とともに客寄せのための契約更新だとかスポンサーの意向に沿っているだけだとかもささやかれていて、あながち否定できない面もあります。
いくら得点の入りにくいサッカーであっても、FWとして1年間でたったの1ゴールで契約してくれるのかと思うのも無理らしからぬ話ではあるのです。
これにはカズ自身も認識していて「客寄せパンダもパンダであるからこそできること、ただの熊ではないのも自分の実力」と答えています。
このような自分の能力をわきまえながら地に足の付いた頑張りぶりは、中高年の見習うべきところとなっています。
まさにオヤジの心の支えにもなっているのがカズのすごさなのです。

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