高校野球はそんなに面白いの?って内心思っている方へ
- 2017/07/26
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実は高校野球の魅力がわからないと言う人もいる
今年も夏の全国高校野球選手権の開幕が近づいています。
各地で予選もたけなわになってヒートアップしている様子もうかがえます。
テレビでは予選から放送してくれたりもしています。
そんなに中継放送のニーズが高いのかと、さほど興味の無い人まで釣られるかのようにスイッチをオンにしたりもするものです。
しかし、野球の大体のルールくらいならわかる程度のおじさんにはどう見たってわざわざ中継して欲しいと言う人の気はわからないのではないでしょうか。
プロ注目の清宮幸太郎のような選手が出てくれている訳でもないしそんなに世の中、暇人が多いのかとも思えます。
でもせっかくスイッチをオンにした事だし、確かに一生懸命になっているのもその表情などからはわかります。
ここではそれ以上の見るべきポイントをいくつか紹介してみます。
高校野球ならではの魅力
・監督
もう中年になると選手のはつらつとした動きには付いて行けません。
それよりここで監督はどんな作戦を取るのか、とかには関心を持って行きやすいです。
何でピッチャーを変えないのか、何でスクイズしないのかとか、何も事情を知らずとも愚痴をこぼすのが、監督より偉くなったようで気分もいいものになるのです。
・応援団
わざわざ学校の仲間が集まって一緒になって手を叩き声を出している姿はなかなか他では見られません。
地方予選では地味な応援も多いですが、それもまた生々しくて良いものです。
甲子園ではまた一転して華やかなチアリーダーやブラスバンドでの応援になりますが、どれだけ準備をしてきたのかと想像すると思わず見入ってしまうかもしれません。
しかしたまにカメラに映るだけなのは難点ではあります。
・意外性
プロ野球のように洗練されたプレイは少ないですが、何が起こるかわからない楽しさがあります。
思わぬところでつまらないエラーをしたり、なぜか四球を連続で出したりと「何をやってるの?」と野球経験が無くても上から目線で突っ込めるのです。
・熱さ
サッカーなどと違ってピッチャーとバッターの表情がいつもアップになっています。
これを見ているだけでどんなに点差があっても最終回でも一生懸命になっているのが良くわかります。
テレビに夏の暑さが吸い込まれるかのようにも感じられます。
あの場所はきっとこの部屋よりもずっと暑いはずなのに元気で頑張っている事を感じます。
暑さには熱さで涼も取ってくれているような気もするのではないでしょうか。
面白くない理由を克服する
・試合時間が長過ぎる
これはプロ野球と比べれば遥かに短いのですが、やはり慣れない人には苦痛となり得るところです。
そこで7回辺りから見るのもすすめられます。
やはり試合の終盤になっての得点は勝敗を左右するものにもなります。
ピッチャーも疲れてきて打たれやすくもなっています。
無駄に緊張したりしてエラーも出やすくなっています。
どうしても得点は入りやすいのです。
野球に詳しくない人にとって0-0の投手戦などは見ていてつまらないのは否めないでしょう。