テニスの聖地はなぜウィンブルドンなのか?

  • 2017/06/22
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ウィンブルドン選手権は「テニス四大大会」の一つ

テニスの聖地と呼ばれる「ウィンブルドン選手権」について紹介します。
テニスには、全豪オープン(オーストラリア)、全米オープン(アメリカ)、全仏オープン(フランス)、全英オープン(イギリス)の四大大会と呼ばれる国際大会があります。このうち、全英オープンが「ウィンブルドン選手権」です。そして、一人の選手が、これら4大大会を同じ年に全て制覇するとことを、いわゆる「グランドスラム」と呼びます。これを成し遂げた選手は、過去に5名しかいないそうです。ここでは、テニスの聖地と呼ばれる「ウィンブルドン選手権」について、その理由を紹介していきます。

 

ウィンブルドン選手権とは

ウィンブルドン選手権とは
毎年、イギリス、ロンドン南西部の街、ウィンブルドンにある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」で行われており、イギリス王室や世界的スターが試合を観戦している姿が映されることでも有名です。

さすが「世界で一番古いテニスの大会」とも言われているだけあり、優勝賞金は日本円で約3億4000万円と高額です。男子シングルスの優勝者は、テニスプレイヤーとして尊敬と名誉が与えられます。
ウィンブルドン選手権は、毎年6月に開催されますが、この時期のウィンブルドンは雨が多く、よく試合が中断してしまうことが名物になっています。

また選手のユニフォームの色は白色と決められており、これは初代女子シングルスチャンピオンが白で統一されたウェアを着用していたからだと言われています。しかも、このルールはとても厳しく、シャツやズボンだけでなく靴の色も白色でなくてはいけません。過去に靴底がオレンジ色だった選手が注意を受け、試合途中で履き替える珍事がありました。

ウインブルドン選手権はたった13日間しか行われませんが、この13日間のために、芝コートを手入れしています。期間中以外でも、一般の人が芝コートでプレイすることはできません。おそらくこれが、ウィンブルドンがテニスの聖地と言われる所以でしょう。

 

毎年、彗星のごとく現れる無名選手

ウィンブルドン選手権で活躍した日本人選手といえば、近年では錦織圭選手がいます。
ウィンブルドン選手権で活躍した日本人選手といえば、バラエティ番組やスポーツキャスターで活躍中の松岡修造選手でしょう。彼の最高記録はベスト8で、近年では、錦織圭選手が活躍しています。錦織選手は、去年は4回戦で棄権していますが、現在の世界ランキングは第9位(2017年6月14日現在)で、去年の記録を更新どころか優勝も狙えるランキングにいます。

今年のウィンブルドンの大きな関心事は、地元イギリス選手で、昨年のウィンブルドン優勝者でもあるアンディ・マレー選手の連覇でしょうか。彼は負け犬と呼ばれ続けた不遇の時代を乗り越え、執念と努力で再び王者の座へと返り咲きました。

また、テニス界のレジェンドと言われているロジャー・フェデラー選手の最多優勝新記録を塗り替えるか?という話題もあります。

毎年、彗星の如く現れる無名の選手の登場も楽しみです。今年のウィンブルドンではどんなドラマが起こるのでしょうか。

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