福島競馬開幕でエアレーションの効果はいかほどか
- 2017/07/02
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みちのく路はさほど速くならないと踏んでいるが
函館の芝コースには、ほんと手を焼く。
開幕週が見たこともない高速馬場かと思いきや、2週目は一転すんなりいつもの洋芝コースに逆戻り。
1週目に「速くてついて行けなかった」とコメントしていた馬たちが連闘で勝ち上がるなど、ようやく「函館で走りたかった」面々が馬券に来るようになった。
かりにも下々の庶民がお金を張ろうというバクチなんだから、もうちょっとお上は優しい施行条件に気を配ってほしいもの。
これから始まる福島競馬では、そんなことがないように願っている。
でも気になる「エアレーション」の文字
今年の福島開催は、
▼野芝に洋芝のオーバーシード
▼3、4角で芝の張り替え
が行われ、生育も順調とのこと。
んでもってやっぱり「エアレーション」がされている。
されているってことは、路盤の違いもあるから一概には言えないが、梅雨の福島といえども開幕週はスピード優先、1200で1分8秒台の持ちタイムは欲しい。
さらに名物の重賞ラジオNIKKEI賞と七夕賞は1週目と2週目に行われるので、芝の劣化はほとんど考えなくていいレベルだ。
昨年の開幕週から考察できること
▼2016年7月2日
500万下1200で1分8秒3→クリノハッチャン(このあと札幌で1000万特別勝ち)
雄国沼特別1800で1分46秒7
テレビユー福島賞1200で1分8秒2
▼7月3日
500万下種市特別2000で2分00秒2
1000万特別さくらんぼ特別で1分8秒0→セイウンコウセイ
ラジオNIKKEI賞1分47秒0→ゼーヴィント
芝コースが安定するということは、単純にタイム比較ができるということ。
昨年の例でいくと土曜準OPの芝1200が1分8秒2だったのに対し、同日の500万下が8秒3、翌日のさくらんぼ特別が8秒0で、かなりいい線をいっていることになる。
案の定、500万を勝ったクリノハッチャンは、夏の札幌でもう一つ勝ち、さくらんぼ特別を勝ったセイウンコウセイのその後は、いうまでもない活躍ぶりである。
こんなふうに夏の福島でいつまでも使える理論だといいのだが、なにせ梅雨時季でもあり、昨年の2週目は稍重馬場となり、その後は当てはまらず。
また2週目の芝戦は、2歳戦、牝馬限定、長距離などが組まれてそもそも比較しづらい。
開幕ダッシュはお早めに。
福島芝1200に関するミニ情報を
最後にここ福島芝1200と「新潟直線1000」の相性がいいことをお話ししておく。
前ががりのペース配分が似ているのか、ダート馬でも走れる傾向までそっくりなのが、この2コース。
とくに新潟に移ったら「福島の成績欄などいちべつもくれない」というオジサンがいたら、それはもったいない。
福島1200を走れる馬は、いつか千直で穴を出す。いつか、ね。