超高額配当が当たったら税金は支払っておこう
- 2016/11/05
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ごく普通のまじめな公務員が手にした「4億円」事件
先日、元公務員の男性が競馬のWIN5などで総額4億円を超える配当を得ながら、所得として申告していなかったため、追徴課税されたというニュースがあった。
世の馬好きにとってはある意味夢のある話で結構なのだが、やはり祭りの後始末は速やかにしておくべきなのだろう。
その瞬間は、だれにでも、突然、たった3分でやってくる。
次の日からどう行動すべきか、知っておいて損はない。
そもそも当たり馬券はどう処理すべきか
馬券の高額配当については、以前からいくつか裁判にもなっているから、法律上どう扱うべきか、一般にもよく知られるようになった。
かいつまんでいうと、
▼馬券の購入費用(経費)→よく裁判で争われる
▼控除(50万円まで)
この2つを差し引いた上で、残った金額の「半分」が課税対象となるそうで、今回の男性のケースでは、1億6千万円ほどと計算される。
普段サラリーマンとして働いている人も、年末にこれを「一時所得」として別途申告が必要になる。
次の年からは、暮らし向きも各種税金も相当「ジャンプアップ」するはずだが。
税務署はどうやって察知したのか
これぞ「ゲスの勘ぐり」ではあるが、庶民が一番知りたいのは「税務署はどうやって我々の高額所得を感知するのか」だろう。
一時所得は競馬に限らない。
言わないでおきたい臨時ボーナスのたぐいなど、山ほど考えられる。
が、今回の競馬のケースではとくに、「配当をもたらしたイベントが目立ちすぎた」という声もある。
男性は4億円の大部分をWIN5で獲得しており、うち1回に至っては当時の最高配当近くを射止めているようだ。
これは、当然ニュースになる。
ニュースは、ちまたにも、役所にも広まる。
そして「査察」が動き出す、という構図なのだろうか。
もうひとつは、WIN5の支払いが直接個人の銀行口座に振り込まれるという点だ。
これ以上は想像の域を出ないが、JRAだってお役所。配当こそ粛々と払うものの、「税金はしっかり取るよ」とばかり、税務署に通報を……ということも、考えられなくはない。
なんつっても国のやること。のこのこ税金未払いを放置しないだろうし。
わかりきった教訓を再び胸に刻め
「馬券で夢を見たら後始末はキチンとしよう」
これが全てである。
抜け道を探すより、堂々と払うものは払って、お天道さまの下を歩きましょう。
「ガサ入れでつぶれた会社はない」byマルサの女
そういう人は、また馬券当たるんだから。
はぁ、いとうらやまし。