函館記念2016 絶不調1番人気の消える理由がわかった
- 2016/07/07
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なんでこんなに勝てないんだろうねぇ
ちょうど10年前にあの「函館専用馬」エリモハリアーが連覇を果たして以来、1番人気馬は函館記念で勝っていない。ちなみに翌年エリモハリアーは函館記念3連覇を達成するが、そのときは7番人気だった(オドロキ)。
以来、超大穴が勝つでもなく、また断然人気が勝つでもなく、チョロチョロと荒れ気味のハッキリしない配当模様が続いている。
危ない1番人気のパターンは意外に絞られる
ここ10年で1番人気になって消えた馬たちのプロフィールを見てみると、なるほど走りそうもない共通点がいくつか浮かんできた。
▼若い
のちほど紹介する穴馬たちと比べて、危ない1番人気馬の平均年齢が明らかに若い。
消えるのはおおむね4歳馬か5歳馬。去年も走ったから今年もやってきましたよ、という馬でやっと6歳くらい。
いつの世も、まず若い世代がチヤホヤされる。うらやましい。
▼前走でG1を走っている
天皇賞・春だったり、安田記念だったり、レースはさまざまだが、約半数がこれに該当する。
中には菊花賞以来の休み明けでいきなり1番人気になったマイネルチャールズの例も含まれる。
そりゃ、さすがに危ないわと気づきたい。
▼巴賞を勝っている
開催日はあちこちよく動くものの、函館記念の前哨戦といえば1800のOP特別、巴賞。
そんなにメンバーもそろわないはずなのに、ここを勝って本番で人気になっちゃう馬の多いこと。
中1週で重賞挑戦、メンバーレベルもグッと上がってかなりハードル高そうだけど、次も走るような気がしちゃうんだろうな。
リピーターと洋芝適性?いやそれが間違いの元凶だ
Henner Damke / Shutterstock.com
函館男エリモハリアーの面影を引きずって早10年。
最近この重賞で走る馬は「洋芝適性あり」でも「リピーター馬」でもないことをそろそろ理解しておこう。
人気薄で突っ込んでくる波乱の立役者は、こんな馬たちから探し出すのだ。
▼重賞勝ち馬
すでに重賞を勝っている馬のうち、その年最も人気がない馬を選ぶだけでよい。牝馬も同様。
▼ベテラン
大体いつもバカにされるのが6歳以降のベテラン勢。
重賞を勝った後、精彩を欠いているうちに少し年を食っただけで、力は少しも落ちちゃいなかったというオチがつくケースだ。
たとえ7歳、8歳でも侮れない(11年マヤノライジンは10歳!で2着)。
▼巴賞5着以下の負け組
だから巴賞では、そんなに走る必要がないんだって。
そこで勝ってハンデ背負わされて本番凡走って、いったい何のためにこの夏函館に来たのかわかんないっしょ?
巴賞はあくまで足慣らし。買うなら掲示板くらいから本番で変わり身期待の馬を狙い撃ちだ。