ＩＳＳ

現在地球の周りにはＩＳＳ（国際宇宙ステーション）が稼働中です。実はこのＩＳＳ、稼働以来数多くのＵＦＯなどに遭遇していると言われているのですが、未だそのような発表が正式になされることはありません。
ところが、今回、ロシアの国営宇宙開発企業がＩＳＳの壁面に付着した微生物を発見したと発表したのです。勿論、微生物が発見されたと言っても過去には地球由来の微生物が発見されたこともあるようなのですが、今回発見された微生物と言うのは、どうやら地球由来の微生物である可能性は極めて少なく、地球外由来の微生物であることがほぼ確実なのだそうです。

なあーんだ、微生物か

なんて思われた方も多いのではないか、と思いますが、そもそも生命の根源と言うのは微生物レベルから始まっているものですし、微生物が誕生するにふさわしい環境が地球に間違いなく存在しているという需要な証明に繋がる重大な発見とも言える大変な事実なんです！
言ってしまえば微生物が存在しているという事は、さらに進化した例えば我々のような、より進化した生命体が存在する可能性を否定できなくなてしまうというわけですね。まあ、そもそも無限に広大な宇宙空間の中で、生命体が存在するのが地球だけと考えるのも人間のエゴのような気もしますが、ともあれ、今回発見された微生物が間違いなく地球外のものであるのならば、今後の地球外生命体に関する研究も俄然注目を集めるものになるのではないか、と思われます。科学者の中には今回の発見を科学全般における今世紀最大の進展であると発言する方もいらっしゃいます。

かつて同様の発表

実はかつても同様の発表がなされたこともあるのですが、そのときはＮＡＳＡから否定的な見解が発表されて、そのときはやはり地球由来だった、という結論に落ちついたこともあるようでして、最終的な結論にはいまだ予断を許さない状況である点を一言付け加えておかなければなりません。
日本人研究者もＩＳＳにおいて宇宙の塵を集めて分析する研究を行っており、もしも今回の発見が間違いであっても、日本人研究者から同様の発表がなされる可能性も残されています。いずれにしても地球外生命体の正式発表のタイミングはごくごく間近に迫っていると言えるのではないでしょうか。
とても楽しみですね！