すっきり仲直りしたい！そんなときは…

夫婦にケンカはつきものとはいえ、ケンカをすると心身ともに疲れます。
小さなケンカでも、積もり積もれば離婚の引き金になりかねないので、すっきり仲直りしたいものです。

「仲直りするまでに時間がかかる」
「まだ妻が怒っている気がする」
「うやむやにせず、きちんと仲直りしたい」
というオヤジは、これから紹介する仲直りのコツを試してみてはいかがでしょうか。

ケンカの原因を明確にする

「なぜか妻が怒っている」
「いきなり妻の機嫌が悪くなった」
というとき、あなたならどうしますか。
妻が怒っている原因がわからなければ、本当の意味での仲直りができません。

夫婦で言い合いのケンカになったときも、言葉をぶつけ合っていくうちに
「だからお前はいつも…」
「そういえば、あのときだって…」
と、話がどんどん逸れてしまうことも。
そうなると「どうしてケンカしているんだっけ？」と、ケンカの原因がわからなくなります。

また、ケンカの原因をはっきりさせないことには、これからもずっと同じことでケンカを繰り返してしまいます。
きちんと仲直りしたいなら、ケンカの原因に目を向けることです。
そして反省し、場合によっては謝り、同じケンカを繰り返さないように夫婦でじっくり話し合うべきでしょう。

「とりあえず謝っておこう」というその場しのぎの謝罪は、現実から目を背けて逃げているのと同じです。
ケンカの原因を明確にし、原因が自分にあるとわかれば、素直に謝る。
そうすることで、妻は納得すると同時に、夫の男らしい謝罪に感激します。
そして、より理解し合える関係・より円満な夫婦関係へ発展できるというものです。

外食に誘う

ケンカをすると、精神的に参ってしまいます。
ケンカが収束したとしても、夫婦の笑顔がぎこちないうちは、食事の支度すら億劫になるものです。

外食をすることは、
・炊事から解放される
・おいしいものを食べて気分をリセットできる
・贅沢をすることで「もっとがんばろう」と夫婦の絆が強くなる
・家族の喜ぶ顔が見られる
など、うれしいメリットがいっぱい。

炊事は、毎日当たり前のように行っているからこそ、休みがなくて辛い仕事でもあります。
炊事の担当が夫婦のどちらでも、炊事という仕事から解放されると、心も体も休まりますし、ケンカしたときくらいはサボりたいと思うのが正直なところです。
パートナーの心身を労わるという意味でも、外食は有効な手段でしょう。

そして、ケンカをしたときは、気分をリセットすることも大切です。
おいしいものを食べると、自然な笑顔を取り戻すと同時に、気持ちが落ち着くことでケンカを冷静に振り返ることができます。

「外食なんて贅沢だ」というオヤジもいるかもしれませんが、贅沢は敵ではありません。
「またおいしいものが食べられるようにがんばろう」と夫婦の結束が強まりますし、家族の笑顔も見られます。
いつもより贅沢な外食は、今の幸せを噛みしめ、将来の幸せを誓うことができる特別な機会なのです。

ケンカの原因を解決して幸せな時間を過ごそう！

「あなたが悪い」「俺は悪くない」と、責任のなすりつけ合いを続けていては、きちんと仲直りすることはできません。
ケンカになるとついついヒートアップして、余計なことまで口走ってしまい、大ゲンカに発展したことがあるオヤジもいるでしょう。

そんなときは、今回ご紹介した「ケンカの原因を明確にさせること」と「外食に誘うこと」を思い出してみてください。
ケンカの原因を解決できないときは、外食をして一旦リセットし、冷静になるのもありです。
外食をするような雰囲気でなければ、ケンカの原因をとことん話し合うのもいいでしょう。

今回ご紹介した2つの仲直りのコツは、ケンカを冷静に対処する方法でもあります。
円満な夫婦関係を取り戻すためにも、大人の対応を心掛けたいものです。